華原 そうですね(笑)。でもイケメンじゃないから……。
岩井 がっしりしてるし、頼りがいはあるじゃないですか。結婚式のときに朋ちゃんをお姫様抱っこできそうじゃない。そうそう、お子さんもう1人欲しいのよね? 今度はどちらを?
華原 女の子ですかね。息子─、男の子はすごく可愛いんですよ。でも今度は女の子を育ててみたいです。でも旦那、イケメンじゃないから、女の子は男親に似るっていうじゃないですか。年ごろになってね、いろいろ気にしたりしたら……。
岩井 いやいやいや。
華原 まあ、気がすむように整形とかさせてあげればいいかな、って。
岩井 メイクとかもあるでしょうに! なにはともあれ、ダーリンはすごく可愛がってくれるでしょうねえ。
華原 そうだと思います。彼、誰に対してもすごく優しいんですよ。私にはいろいろ仕事を取ってきてくれるし。自慢の彼です。でも身体が心配で……。
岩井 確か3歳下ですよね。
華原 そうなんです。でも脂っこいものが大好きで。最近は私が食事の管理をしてるんですね。高血圧で大変だから、実家の母に教えてもらった、玉ねぎの皮のスープを大量に作って、毎日飲ませたりしています。うちの父も高血圧で、母が以前から栄養管理をしているので。
岩井 YouTubeでも披露しているけど、朋ちゃんお料理得意ですものねー。でも、朋ちゃんも焼き肉とかラーメンとか好きでしょ? 必ず替え玉するとか。
華原 はい! でもたまにならいいんですけどね。
結婚式ではアノ名曲を歌う?
岩井 食の好みが合うっていうのも、長続きする秘訣ですよ。で、どんな結婚式をしたいんですか? せっかくだから、ものすごい結婚式をしてほしいわ~。新郎新婦が、氷川きよしさんみたいな龍に乗るとか。
華原 そうですね。海のそばの会場で、純白のウエディングドレスで。みんなの前でキスをして、お姫様抱っこをしてもらって……。泣いちゃうかな。いや、もう昔みたいに動じることもないと思うので、泣くってことはないような気がします。むしろただただうれしいような。
岩井 そこで、花嫁自らが『I'mproud』を歌うとか。
華原 それ、私も考えてるんですよ。私がみんなのために歌うんです。来てくださいね!
岩井 楽しみだわ~。私は朋ちゃんたちのために、ヒョウの格好で『てんとう虫のサンバ』を歌いたいわ!
いわい・しまこ 作家。1964年、岡山県生まれ。少女小説家としてデビュー後、『ぼっけえ、きょうてえ』で'99年に日本ホラー小説大賞、翌年には山本周五郎賞を受賞。2002年『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞を受賞。コメンテーターとしても活躍。最新刊は『でえれえ、やっちもねえ』(KADOKAWA刊)で、『ぼっけえ、きょうてえ』の続編的作品となる。