一方、12歳のときに両親が離婚した竹内さんの母親代わりだったという母方の祖母は、彼女の死にショックを受けて憔悴。コロナ禍で集まることもできず、親族の多くは気持ちのやり場を失っているという。しかしそれは、家族だけではなかった。
「親友のイモトアヤコさんは、かなり意気消沈していましたね。竹内さんの家族葬が営まれた9月30日は日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』のロケだったので、その前に故人と対面し、泣き崩れたそう。当時は彼女のことを心配する声も多く、TBSラジオの冠番組『イモトアヤコのすっぴんしゃん』では“正直まだ何も整理できていないのが今の気持ちです”と胸中を吐露していました」(テレビ誌ライター)
イモトは今年8月15日に『イッテQ!』で妊娠6か月であることを発表。今後は体調を見ながら仕事を調整することになる。
「おめでたい話題ですが、所属事務所としては、売れっ子タレントであるイモトさんの長期離脱は痛手でしょうね。産後すぐに復帰することを目標に、話し合いを進めていると聞きます」(前出・芸能プロ関係者)
イモトは「芸能界って何?」
番組でも「スパーンと産んで、スパーンと戻ってくるので、よろしくお願いします」と語っていたが、実際は心が揺れているようだ。
「“子育てに専念したいので、しばらく仕事はお休みしたい”と考えているみたい。産休・育休には数年をかけるなんて話も出ています。仕事に邁進してきた彼女がそう考えるようになった最大の理由は、竹内さんの死なんです……」(イモトの知人)
現場では気丈に仕事をこなしているが、いまだ悲しみは癒えていない。自らを見つめ直す中で、将来について深く考えるようになった。
「明るく気さくに振る舞っていた竹内さんが突然、自ら命を絶ったことでイモトさんは“芸能界って何なんだろう”と考え込んでしまった。しばらく芸能界から距離を置きたいと思うようになったのでしょう。
抱えきれないほどのショックを受けて、仕事を懸命に続けながらも“カメラの前で笑うことができない”“もう仕事を心から楽しめない”とこぼすようになって……。悩んだあげく、“ふつうに幸せに生きていきたい”と考え始めたようです」(同・イモトの知人)