達人主婦たちのSNS懸賞品の楽しみ方
欲しいものをゲットし続ける、高い的中率を誇る2人の達人主婦にSNS懸賞運をグッと引き寄せるワザをお聞きしました。
達人主婦(1) めぐめぐ。さん
海外旅行や家電で家族の笑顔が増えた!
めぐめぐ。さんがSNS懸賞を始めたのは、出産後に家にいる時間が増えたのがきっかけ。インスタ懸賞では4万円相当の「ソウル往復航空券」、ツイッター懸賞では「お料理代行5万円分」を当てた達人だ。
懸賞数が増える昨年の11月、12月はなんと毎日のように、さまざまな懸賞の賞品が送られてきたそう。
印象に残っているのが低温調理器とキッザニア東京の入場券。
「前から気になっていた低温調理器の当選はうれしかったですね。早速ローストポークを作ってみたら、簡単に作れました。また、家族で楽しめたのがキッザニア東京です」
よく応募するのは、対象の商品を購入し、写真に撮って応募する、少し手間のかかる懸賞。
「なるべくマイナーな商品が対象の懸賞を選び、商品を扱っているお店を探すところから始めます。商品を扱うお店が少ないほうが応募人数も減るので、当たりやすいと感じているから。応募に手間のかかる懸賞は面倒だと感じる人も多いので、私は狙い目だと思っています」
SNS懸賞で気をつけていることは?
「個人情報の収集が目的の懸賞もあり、少しでも怪しいと感じたら応募しません」
生活にSNS懸賞を上手に取り入れためぐめぐ。さん。
「地道に続けていれば、必ず当たると思いますよ」
達人主婦(2)ももごんさん
高級牛肉や憧れの食器“穴場”を仲間と共有
夫婦そろって懸賞好きだというももごんさん。最高額では2万円相当の近江牛を当てたことも!
昨年の秋から冬にかけて当選した賞品は、47都道府県の味のポテトチップスや、お茶のペットボトル100本など、ボリューム感があるもの。
「ポテトチップスは、全部で47個届き、すごい量にびっくり! 知り合いに『お福分け』をしたら、みんな喜んでくれましたよ。自分で考えた料理の写真を投稿して当たったのは、憧れのル・クルーゼの食器。この食器に盛りつけたら、
いつもの料理がひと味違いました」
最近、ももごんさんは、ツイッター懸賞を当たりやすくするコツを発見した。
「以前は、ツイッター懸賞の応募は、応募方法どおりに公式ツイッターをフォローしてから、懸賞の投稿をリツイートする『フォロー&リツイート』のみを行っていました。今年に入ってから、フォロー&リツイートに加
えて、『リプライ』を送るようにしたら、当選率が上がったような感じがします。懸賞を主催する企業の担当者の方も、リプライを見てくれているのかもしれないですね」
ももごんさんは、懸賞の情報を入手するために「フォロワー」とも情報を共有。
「穴場のSNS懸賞を教えてもらうこともあるんです。みなさんと楽しく続けたいですね」
教えてくれたのは……ぴろりさん●月刊懸賞専門誌『懸賞なび』の編集者。自らも懸賞達人として活躍中。近著『懸賞当てるコツ&裏ワザ100』(白夜書房)。
(取材・文/松澤ゆかり 写真提供/phtoAC)