“エゴサの鬼”もランクイン
『期待できる議員』の2位は総裁選にも出馬した自民党の河野太郎広報本部長で、742票を獲得。
「ワクチン担当相の時に、スムーズに進めていて、意外に早く国民が接種できた。テレビではワクチンの副反応やデマ情報について、分かりやすく説明して不安を解消してくれていた。とても好感がもてた」(45歳山口・専業主婦)
「何かを変えてくれそうな感じがするから。 政界内で、大御所に気に入られてないのは、河野さんが変革することを恐れているからじゃないかと思う」(47歳長野・医療福祉関係)
'94年、小選挙区制導入で父親の河野洋平の選挙区が分割されたことをキッカケに、衆院選に出馬することを決めた河野だったが、
「父親の洋平氏は猛反対。父親の助けを借りず、'96年の衆院選に出馬。初当選を果たしました」(全国紙政治部記者)
自民党の異端児として“脱・原発”や“皇位継承問題”など歯に衣を着せぬ物言いで人気に。ワクチン担当相としても活躍し、国民からの支持は厚い。
一方で『期待できない議員』では4位にランクイン。
「ツイッターでエゴサーチして、批判的なことを言う人を端からブロック。それってどうなの!? 反原発を掲げていたくせに、大臣のポストというニンジンをぶら下げられたら、政府について批判していたブログ記事を削除……。信頼できない!」(47歳東京・サービス業)
「総裁選に出るとなったら、今までの主張を変えて保身に走った。残念」(54歳静岡・その他)
河野は自らの都合によって発言内容がコロコロ変わるところがあって、
「これまで著書やブログで“脱・原発を実現する”と語っていたが、総裁選では“安全が確認された原発を当面は再稼働させるのが現実的だ”と発言しています。
ツイッターを通して国民とやりとりする河野さんですが、彼とやりとりをしたことがなくてもすでにブロックされていたという人が何人もいるんです。“エゴサの鬼”とも呼ばれていますが、自分の悪口探しに一生懸命なんでしょうね」(前出・政治部記者)
都合の悪い批判に耳を傾けない姿勢はいかがなものか。