離婚直後“実母との死別”
さらに今年、飯島にはもうひとつ“つらい別れ”が重なってしまう。最愛の母が亡くなったのだ。しかも、飯島の目の前で倒れたのだというからショッキングだ。
「今年の夏前から直子さん、神奈川の実家にしばらく帰ってきていたんですよ。それで、お母さんと2人で暮らしていたんです。
お父さんはすでに亡くなっているんだけど、お母さんはまだ元気に仕事していてね。家族でやっている美容院にも毎日、自転車で通っていたんです。でもねぇ、8月の終わりくらいだったかな。お母さんが突然倒れて。くも膜下出血だ、って。それで救急車が来て……」(近隣住人)
飯島も一緒に救急車に乗り込み病院へ――。
「でも結局、お母さんの意識は戻らなくて、そのまま亡くなられたんだって。倒れる前の日も普通に出かけていたし、誰もお母さんが“具合悪い”とは聞いていなかったですから、私たちも本当にびっくりしてね。直子さんもショックだったと思うわ……」(前出・住人)
葬儀に参列したという別の近隣住人も、飯島の心中を慮った。
「お葬式ではずっと、お母さんに寄り添っていてね。落ち込んでいて、見ていられませんでしたよ……。直子さん“お母さんと離れるのは寂しい”って、あれから2か月以上たちますけど、今も東京のマンションへは戻らずに、ご実家にいらっしゃいますよ。納骨も1年くらいはしないそうですから、しばらくはこのまま、こちらで暮らすんじゃないかしら」
この飯島の母の訃報は、冒頭のO氏親族にも伝えられていたという。
「“コロナでお葬式には行けないから、お香典だけ送ったけれど、そのときも離婚の話なんて出なかったの”って。Oさんとこは旅館をやっているでしょ。年末年始の忙しい時期には必ず直子ちゃんが来てくれて、掃除や配膳まで手伝ってくれていたんだって。あの飯島直子がですよ?
ただ、言われてみれば去年の年末は来なかったみたいだけど“直ちゃん、今年も父の日や母の日にはちゃんと贈り物をしてくれていたのに”“すごく優しい素晴らしいお嫁さんだったのに”って。離婚したことが、まだ信じられないみたい」(前出・知人)
飯島自身も別れを乗り越えるのには、まだもう少し時間が必要なのかもしれない――。