身体の中からキレイを目指すひとみん、では、化粧品は?
「ほんとに私、雑なんで、お高いものは使ってなくて……。ちふれとか、ニベアとか、そんな感じです。シンプルなんですよね。普段は髪もボサボサで……シャンプーはパンテーン、せっけんはビオレのボディソープを使ってます」
様々な注射や点滴を受けている反面、驚くほどシンプルなケアによってそのキュートさは支えられているのだ。
「炎上しても、社長がそばにいてくれる……」
前述のテレビへの登場は、「バズった」ものの、彼女にとってはつらい経験にもつながった。
「ある番組の街頭インタビューを受けたんです。本当に偶然通りかかってお答えしたんですけどね。ほんの数秒程度の映像だったんですけど、それがSNSで大炎上しまして……。『おばけ』とか『ブス』『地底に潜れ』……そういう書き込みがいっぱいあって。その後も人と会うと『この人もおばけだと思ってるんだ、ブスだって思ってるんだ』と思ってしまい、外に出るのが怖くなった時期があったんです」
人前で出ることもかなわず、失語症にすらなったという彼女を救ってくれたのは、南雲社長だったという。
「ライブで舞台に立つのも辛くなってしまって。でも、社長が『俺も一緒に舞台に立つから』と言ってくれたんですね。それからはいつも隣で、MCをしていただくようになりました。その後、だんだんと嫌な書き込みもなくなってきて私も落ち着いてきたので、今はなんとか以前のように歌えていると思います。ここまで続けて来られたのは、ほんとに社長のおかげですね」
ネット上の心ない声にもめげず、大好きな歌をただ歌いたいと活動を続けてきた“ひとみん”。今後の展望は?
「やりたいことが止まらないんです! 実は“お天気お姉さん”になりたくて……いま、気象予報士さんの勉強をしているんです。“歌えるお天気お姉さん”を目指しています。あと、文章を書くことも好きなので、いつかはミステリー小説も書いてみたいな、なんて思っています。もちろん歌手ですから、紅白にだって出たいです!
私はもう30過ぎちゃってますけど、それでもまだこんな格好をして歌っていますし、夢を追いかけています。皆さんも一度きりの人生、好きなことをやってほしいと思います!」
ひとみんの恩人である南雲社長はこう語る。
「ひとみんは、本当に巨大なダイヤの原石でしたね。最初はやっぱり“見た目”に惹かれました。とにかくこれまで見たことのない存在感にも引き込まれました。ボイトレはほぼ毎日、ライブも月に数本こなしているほどで、歌唱力はピカイチです。みなさんも“ひとみんワールド”に必ずハマるはずです」
「やりたいことを全部やる」。そんな姿勢からも元気をもらえる“ひとみん”の活躍から、今後も目が離せない!