11月30日、56歳をお迎えになった秋篠宮さま。この日、事前に行われていた記者会見の内容が公表された。
「大手の新聞社とテレビ局が所属する宮内記者会から事前に5問、その場で記者からアドリブで出された関連質問が3問、計8問にお答えになりました。話題の中心となったのはやはり、先日結婚された眞子さんに関連する事柄です。
“眞子さんの結婚が皇室に与えた影響”や“久しぶりに会われた小室圭さんの印象”や“ご家族でどのような話し合いをされたのか”などを問われました」(皇嗣職関係者)
眞子さんの病状をフォロー
皇室としては、類例を見ない結婚を成就された眞子さんと小室圭さんの、それぞれに対する「秋篠宮さまのスタンスが明らかに違った」と、ある宮内庁関係者は指摘する。
「小室さんとの再会について殿下は“印象に残ることは特にありませんでした”と淡泊にご回答。さらに“夫の方については”と小室さんの名前すら出さず、金銭トラブルに関して“自分の口から話をして、質問にも答える機会があったほうがよかった”と、不満を漏らされていました。
関連質問に対しても“この春に娘の夫が”と言及し、今年4月に小室さんが公表した金銭トラブルの経緯などを説明した文書に対するご意見を述べられたのですが……。
“確かに説明はした”と前置きされながらも“あれを読んでどのくらいの人が理解できるのか”“個人の考えとして、あれを読んですべての状況を整理して納得できるものではないと判断した”などと、猛烈に批判されたのです」
一方で、眞子さんに対するお考えはというと、
「記者会見については“一方向ではなく双方向での形式にしてほしかった”と、残念がられていました。しかし、その後すぐに眞子さんが『複雑性PTSD』を患っていることを挙げ、“会見している際に発作などが起きることも考えられるでしょうから、やはり難しくなったのかなと思います”と、眞子さんが記者との問答ができない状態だったと、フォローされたのです」(同・宮内庁関係者)
皇族としての『公』と一個人としての『私』という、皇室のあるべき姿について問われた際も、殿下は眞子さんの結婚を肯定的に捉えられた。