息子へのサポートを惜しまない
そしてリング上の勝ち負けの結果が自分自身に重くのしかかる、さらにきびしい格闘技の道を選んだ孝太。
「学生時代から憧れた舞台とはいえ、カズさんもさすがに驚いたそうですが“やるからには頑張れ”と応援していて、孝太くんが大ファンだった元プロボクサーでK1選手の渡辺一久さんやキックボクサーの那須川天心くんとも引き合わせたそう。
海外や国内を転々として家族と暮らすことが少なかったカズさんだけに、息子たちと顔を合わせた時はとにかく話をして、出来る限りのサポートをしているみたいですよ」(同・スポーツライター)
自ら進む道を選択した息子たちの成長をうれしく思う一方で、父として、またプロとしてのエールを送っているのだとも。
「今後も“カズの息子”“二世”などといった声がついて回るわけです。たとえ結果が出ずに周りから批判されようとも、自分で選んだ道ならば最後までもがいて泥にまみれてでもやり続けることを身をもって教えているのでしょう。“三浦りょう太”“三浦孝太”という一人前の俳優、格闘家になるまでは自分も負けじと、張り合うようにプレーを続けるのではないでしょうか」(同・スポーツライター)
サッカー界の“キング”であると同時に、カズもまた1人の父親だった。