イム子:若見えNo. 1の高垣さんは特に改善点はありませんか?
入谷先生:そこまで緊急性はありませんが、10年後も若くいるために、たるみ毛穴を『ダーマペン』でケアしたり、やや目立っているゴルゴラインやマリオネットラインにはヒアルロン酸注入など。あとは目元のシワやクマには対策としてベビーコラーゲンや『水光注射』、目尻のシワにはボトックス注射などがおすすめです。
イム子:10年後も若くいるためのケアというのは、確かに大切ですね。では若見え2位の蛯原さんは?
入谷先生:顔が小さいためたるみが少し目立ち、ちょっと二重あごっぽく見えるので、あご下に『脂肪溶解注射』と輪郭を引き上げるための『糸リフト』をするといいかも。あとリップラインが薄くなってきているので、ヒアルロン酸や脂肪を注入し、ふっくら感を復活させて。あとはやや短めの鼻がナチュラルな雰囲気を出しているので、そのままにするといいかな。
イム子:鼻は私も小さいのでコンプレックスですが、「いかにも直しました!」なシャープな鼻よりも、そのままのほうがいいこともあるんですね。
入谷先生:すべて整えすぎると逆に不自然に、老けて見えますからね。
イム子:もともと山田さんは美女顔で大人っぽい雰囲気でしたが、彼女におすすめのケアなどありますか?
入谷先生:ズバリ、太ること。これ以上痩せると元から大きめだった耳まで目立ってしまうかも。すぐできるケアとしてはヒアルロン酸を注入してふっくら顔にするといいかな。同様にかなりお痩せになった印象のある西山さんも、体重を少し増やしてもいいかなと思います。チャームポイントの丸くてかわいいお顔は、水光注射を全体に打つとハリが出て細かなシワもケアできます。
イム子:スタイルのいいモデル美女こそ、自然な部分とこまめなケアが大事なのですね。2022年、私も美容対策を頑張ります!
今回お話を伺ったのは…
入谷英里先生:
杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック東京院』(公式Instagram)に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている。