田中みな実との差別化
現在、鷲見アナはそういった事務所内における“期待の星”なのだという。
「キャスター系の事務所に入るということは、多くの場合はタレントのポジションよりもアナウンサーとして“番組MC”の位置につきたいという気持ちが強い。そんななかで鷲見さんは同事務所からオファーを受けての移籍ながらも、バラエティーのひな壇的ポジションも嫌な顔せずこなす。事務所としては彼女が“タレントキャスター”として活躍してくれることで、ほかの所属しているキャスターたちのいい刺激になると考えているみたいですね。仕事の幅は広いに越したことはありませんから」(芸能プロ関係者)
いま“最強のフリーアナ”と言われているのが田中みな実だが、彼女はキャスター系の事務所から女優を多く抱える事務所に移籍している。ネットニュースに目を向ければ、つい先日も《田中が鷲見のことをライバル視し、自分の前で彼女の名前が出ることを嫌がる》という報道もあった。
「今はまだ鷲見さんはバラエティー番組などにゲストと呼ばれるポジションで出演しており、1本あたりの出演ギャラもそこまで高くない。今後、バラエティースキルを活かしながら、既婚者としてどんな活躍をするのか見ものですね。女子のカリスマである田中みな実さんと違った路線をどうみせていくか」(テレビ局関係者)
鷲見にとって『結婚』は追い風となるのか――――
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。