すべてが新しかった10代
自身はふたりの子どもを持つ働く母。そのスタンスは?
「両親が共働きでさみしかったので自分の子どもにはそうしたくないと一緒にいる時間を増やしてみたりしました。仕事で家にいられる時間が減ると子どもといる時間が貴重で、ちゃんと向き合おうと意識します。生活のメリハリって大事だなって思いました」
仕事と育児を両立するための試行錯誤。共感は多いはず。実生活では6歳の娘と2歳の息子の母。ドラマで小学生の母をひと足早く体験している。
「長女役の英怜奈ちゃんがめちゃくちゃいい子。自分の娘が英怜奈ちゃんみたいになってほしいと思いながら撮影しています。立ち居振る舞い、声、しゃべり方すべてがかわいいし、顔もタイプで全部好き!
高太郎(役名)はどこかスイッチが入ると大人の声が聞こえなくなっちゃうのがかわいい。恥ずかしさとカッコつけたい年齢もあって、返事はいいけど、照れが芝居を邪魔しちゃうみたいです。撮影していないセリフを突然言ってみたりすると、ちゃんと返してくれるのはすごいと思うし、面白い男の子ですよ」
『全日本国民的美少女コンテスト』をきっかけに12歳で芸能界入り。10代から大活躍で『3年B組金八先生』『さとうきび畑の唄』(いずれもTBS系)の話題作に出演。主演した連ドラ『エースをねらえ!』(テレ朝系)は好視聴率をマークした。
「テレ朝の連ドラで育ててもらったところもあるので今回そのときのスタッフさんと一緒に仕事ができてうれしですし、懐かしい気持ちになりました。当時は夜中の3時、4時に撮影が終わって寝ている時間もほぼなかった。シーンの合間には3つぐらい取材をこなした。10代はすべてが新しくて忙しかったけど覚えていることは多いです」