ファンが映画会社を訴訟
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドガールを演じたアナ・デ・アルマス(33)のファンが、ユニバーサル・スタジオを訴訟。アナが予告編に出ていて、彼女を見たいがために2019年の映画『イエスタデイ』をレンタルしたのに、なんと一度も登場しなかったからだ。撮影はしたものの、最終的な編集で、本編からは完全に出番がカットされてしまったのである。
訴訟を起こしたのは、男性ファン2人。“もしアナが出ないと知っていたら、4ドル出してこの映画をレンタルすることはなかった”と、ユニバーサルの行為を詐欺だと非難している。2人は集団訴訟にする構えだが、たとえ勝訴しても取り返せるのはレンタル料金程度。少額のお金のために参加するファンは、はたしてどれだけいるものか……?
●アナ・デ・アルマス
キューバのハバナ生まれ。キューバのテレビに出演し、18歳でスペインに移住。『ノック・ノック』でアメリカ映画デビュー。代表作に『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』など。