今回のターゲット: 「いかにも整形顔」メンバーがいないBTSは“天然”イケメン!? デビューから8年間の顔面遍歴を美容整形外科医が分析! これからは、奥二重整形が流行る!?
回答者:美容整形外科『高須クリニック』平野正之医師
イム子:デビュー翌年の2014年は、まだ少年らしいあどけなさがあったBTSのメンバーですが、年月を経てビジュアル面で印象が変わった点などありますか?
平野先生:今、男性の美容整形やアンチエイジング対策は世界的に人気が高く、今回の取材にあたってメンバー全員のお顔をかなりじっくり見たのですが、誰もほとんど変わっていない! それが正直な感想です。
イム子:変わってないとはすごいですね! 正直、韓国と言えば「美容整形大国」というイメージがありました。
平野先生:確かに韓国の美容整形技術は世界でも最先端をいっており、日本からもオペをしに訪韓する人がたくさんいるほど。しかし今回の取材で、BTSメンバーのお顔にこそ、最新の美容整形トレンドが隠されているんだと思いました。
「変わらない整形」がトレンド
イム子:それはどのような意味でしょうか?
平野先生:今まで人気のあった、シャープな三角形の輪郭に、大きな目、おでこから生えているような高い鼻にグラマラスすぎるリップライン。これら“いかにも整形顔”が少し前までの整形トレンドでした。しかし、今は「変わらない整形」こそが、最新の流行なんです。自分の元々持っているパーツの印象は変えない。でも垢抜けた印象はある。そのようなナチュラルな変化がこれからの美容トレンドだなと。
イム子:なるほど!「進化しているけど変わらない」美容整形ということですね。これはK-POPに憧れる日本の若い男の子たちでもマネできそう!
平野先生:画一的な美を求めるのではなく、自分が元々持っている魅力を引き出す。そういう意味ではBTSのみなさんもベースを保ちつつ、輪郭はシャープに、ダイエットの効果か頬や鼻まわりもスッキリしたように見えます。
イム子:確かに。中でもJIMINさんは全体的に顔まわりがスッキリした印象があります。
平野先生:彼らはレッスンやステージパフォーマンスも激しく、必然的に身体が引き締まり、ダイエット効果のある生活を送っていると思います。それを一般の方がやるのは難しいので、例えば輪郭などは脂肪溶解注射を打ったり、ウルセラを照射することで引き締め+小顔効果があると思いますよ。
イム子:それなら私でも手軽にできそうですね。
平野先生:あとBTSのみなさんに対して思ったのが、日本の芸能界でもチラホラいると噂の、よくある並行二重に治してないこと。一重や奥二重のままでもとてもカッコいい! これは日本のメンズ美容にも影響がありそうです。
イム子:世界的に活躍しているBTSだからこそ、それがオリエンタルな魅力になっているのかもしれませんね。RMさんもデビュー時と目元の雰囲気などはそのままですが、肌はますますきれいになり、抜けるように色が白くて女性から見てもうらやましいほど。これはどのようなオペで叶うものなのでしょうか?
平野先生:艶のある色白肌を目指すならフォトフェイシャルのM22というレーザー治療がいいですね。1ヶ月に1度通うだけでいいですし、細かなシミにも効果があります。
イム子:ダウンタイムは不要ですか?
平野先生:ほとんどありませんね。なので、会社帰りに施術、なんてことも可能です。