【るい編】
第11週
「あなたのせいで余計なこと、思い出してしもた。忘れたかったのに。忘れるために岡山を出たのに」
大阪に引っ越したるい(深津絵里)はクリーニング店の常連客・錠一郎(オダギリジョー)に誘われ、彼の出演するライブへ。すると、錠一郎は『オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート』を演奏。忘れたい母との思い出の曲に耐えきれず店を飛び出したるいは、追いかけてきた錠一郎に涙を浮かべて言った
第11週
「僕はこの先もずっと、サッチモちゃんと一緒にいたい。一緒に生きていきたい。僕はサッチモちゃんのことが好きなんや」
頑なに拒んでいたトランペットのコンテストに出場を決めた錠一郎は、優勝したら一緒になってほしいと告白。同じ気持ちのるいだったが、幼いころに事故で負った額の傷を見られたら嫌われるのではと複雑な心境に
第13週
「怖がらんでいい。私が守る。あなたと2人で、ひなたの道を歩いていきたい」
トランペットを吹くことができないという奇病になり、絶望で暗闇しか見えない錠一郎を抱きしめたるいの温かい言葉。これを機に2人は京都に移住し結婚生活を送ることに
第13週
「わかる時が来るかもしれへん。何でお母さんが、私を捨てたんか」
京都で生計を立てるため、回転焼き屋をやることにしたるいは、安子と大阪でおはぎを売っていたころを思い出す。あんこも幼いころに教わったことを思い出しながら作り始めたるいは、忘れようとしていた母との記憶を頻繁に思い返すように
第15週
「明日からこの番組を聴きなさい。英語、勉強したいんでしょ?」
偶然出会ったビリー(幸本澄樹)に恋をした小学生のひなた(新津ちせ)は、英語教室に通いたいと言い出す。そんなとき、ラジオで英語講座をやっていることを知ったるいは、安子と一緒に勉強したことを思い出すかのように、ひなたにこれで学ぶように提案。これで親子3世代でラジオ英語講座に触れることに