ほんのり甘くて食べやすい!
【基本の酢大豆の作り方】

●材料(作りやすい分量)
大豆(乾) 250g
〈漬け酢〉
黒酢(または酢) 300ml
はちみつ 50g
みりん 大さじ1
赤唐辛子(種を取って小口切り) 1~2本分

●作り方
(1)水洗いした大豆を水に漬けてひと晩もどし、熱湯で約20分煮る。ザルに上げる。
(2)フライパンを弱火にかけ、(1)をゆっくりいる。乾燥してきたら火を止め、粗熱を取る。
(3)熱湯消毒をした保存容器に、混ぜ合わせた漬け酢、(2)を加えてフタをし、冷蔵庫で3日ほど漬け込む。

※大豆が水分を吸うので、黒酢とはちみつは適宜補充。2日目に味見をして甘みが足りない場合は、はちみつを足して調整。

<MEMO>
大豆は節分用のいり豆を使えば、作り方(1)と(2)を省いて、そのまま漬け酢に入れてもOK

とよた真帆さんおすすめ! 酢大豆アレンジレシピ
「いつものメニューに加えるだけだから、難しく考えずに試してみてください」(とよたさん)

あえるだけのスピード副菜
酢大豆とわかめときゅうりの酢の物

酢大豆とわかめときゅうりの酢の物 撮影/矢島泰輔
酢大豆とわかめときゅうりの酢の物 撮影/矢島泰輔
【写真】お肌も髪もツヤツヤなとよた真帆さん

●材料(2人分)
酢大豆 50g
きゅうり 1本
わかめ(もどしたもの) 20g
白ごま 適量
〈合わせ酢〉
酢大豆の漬け酢 大さじ3
しょうゆ・みりん 各大さじ1/2

●作り方
(1)きゅうりは薄い輪切りに、わかめはひと口大に切る。〈合わせ酢〉は混ぜる。
(2)ボウルに酢大豆と(1)を入れて混ぜ、器に盛り、白ごまをふる。

「漬け酢も利用し、思い立ったら即できる簡単料理。特に夏は爽やかな甘酢の味で食べやすいですよ」(とよたさん)

MEMO
体内の水分量を調整するカリウムや抗酸化作用のあるビタミンCを含むきゅうり、ミネラルが豊富なわかめで身体が元気に

だしと酢大豆のシンプルなうまみでいただく
酢大豆とトマトのチキンスープ

酢大豆とトマトのチキンスープ 撮影/矢島泰輔
酢大豆とトマトのチキンスープ 撮影/矢島泰輔

●材料(2人分)
鶏もも肉 1/2枚
酢大豆 100g
セロリ 1/2本
トマト 1個
卵 1個
だし昆布 3×5cm1枚
塩 小さじ1/3
酒 大さじ1
ハーブソルト 小さじ1/2

●作り方
(1)鶏肉はひと口大に切り、塩と酒をふる。セロリは筋をとり、1cm角に切り、トマトはひと口大の乱切りにする。
(2)鍋に鶏肉と、水600ml(分量外)、だし昆布を入れ、火にかける。煮立ったらだし昆布を取り出して弱火にし、アクを取りながら4~5分煮て、鶏肉を取り出す。だし昆布はひと口大に切る。
(3)(2)の鍋にセロリとハーブソルトを加えて2~3分煮たら、トマト、酢大豆、鶏肉、だし昆布を入れ、ひと煮立ちしたら、溶き卵を流し入れる。

調味料は塩のみの素材のうまみを生かしたスープ。食感の違う食材を入れるとおかず感覚で満足感がアップ(とよたさん)

MEMO
抗酸化作用の高いトマトのリコピンは、肉といただくことでより吸収率がアップ。スープにしているので溶け出した栄養も逃さない