キャンプ飯に重宝するアイテム
そのほかにもミニ鉄板や、焼き網などミニサイズの五徳に合わせた調理器具もそろっているので、いろんな料理が作れる。
密閉性が高く、計量スプーンがなくても量を加減できる機能性の高い調味料入れは買ってソンのないアイテム。自宅の調味料を詰め替えて持っていくと便利だ。
ばらけやすいお皿をまとめるシリコーンバンドや、テントのポール、ブランケットなどを留めておくベルトなどもひとつあればさまざまな場面で活躍。コンパクトな折りたたみ式のスプーンやフォーク、コーヒードリッパーは使い捨てできるという気軽さがいい。
キャンプ以外でも使える
初心者キャンパーがキャンプ用品を買いそろえる際に、躊躇してしまう理由が「せっかく道具をそろえたはいいが、キャンプ以外で使う機会がない」。
でも100均のキャンプグッズには工夫次第でさまざまな使い方ができるものも多い。どこにでも引っかけられるカラビナ付きライトや、万能ナイフ、テント用のロープなどは防災グッズとしても役立つので一石二鳥。また吸水クロスは結露で濡れたテントをしまう際などにもってこいだ。汚れても洗って再利用することができるので、家庭でのふだんづかいにもおすすめ。
空前のキャンプブームで、キャンプ人口は激増しているが、関さんは「キャンプ仲間が増えることはとても喜ばしいですが、残念なことに一部のキャンパーによるマナー違反も目立ちます。火の始末やゴミの持ち帰りなど、周囲への配慮をして気持ちよくキャンプ場を後にし、長くキャンプを楽しんでもらいたいです」という。
教えてくれた人は……関 美奈子さん
●千葉県在住。アトリエばく代表。アウトドアライター。1982年度ニュージーランド・ガールスカウト国際キャンプ大会日本代表、ガールスカウト日本連盟キャンプ指導者資格取得。
<取材/オフィス三銃士>