日本人に「YES!」と投げかければ、多くの人が「高須クリニック!」とキャッチコピーを口ずさむほどの高い認知度を誇り、世界中から美を求める人々が訪れる美容医療界のパイオニア・高須クリニック。
高須院長に「銀座を選んだワケ」を直撃取材!
去る4月22日、高須クリニック東京院が古巣である赤坂を離れて銀座に「銀座高須クリニック」を開業し、話題を集めている。
そこで週刊女性は、破天荒、豪放磊落、美容整形界のラストサムライ……さまざまな異名をとる統括院長・高須克弥さん(77)を直撃! 新天地に銀座を選んだ理由や今後の野望に迫った。
「本当はね、旧東京院の目の前にあった(TBSに隣接した)赤坂サカスに引っ越すのがいちばんラクだったんだけど、なかなか空きが出なくて諦めたんだよ。芸能関係のお客さんも来やすいだろうしね(笑)」
多忙な施術の合間を縫って取材を受けてくれた高須院長は、そう快活に笑う。
「移転のきっかけは、東京院があったビルの建て壊しが決まったこと。何件か候補があった中から、条件に合う『キラリトギンザ』に決まりました。ここはエレベーターの扉から直通で院内に入れるのがいいよね」
確かに、11階に到着してエレベーターの扉が開いた瞬間、総大理石の床に圧倒された。待合室にもシャンデリアやシャンパンゴールドの壁紙があしらわれ、華やかさのなかに気品が感じられる“銀座の一等地”にふさわしい内装だ。
「実は、銀座高須クリニックの内装は院長のえっちゃん(英津子さん)に一任したんだよ。僕は『自分だけの意見でつくりなさい。ただし、あまりたくさんの色は使わないでね』とだけ伝えたかな。いろいろな人の意見を聞いて設計すると、尖ったデザインにはならないからね」
そう、このクリニックの院長は高須家の三男・幹弥さん(名古屋院院長)の妻で、高須クリニックのドクター・英津子さんが務めている。銀座高須クリニックの開業は、次の世代へのバトンパスの意味合いもあるのかもしれない。