阿部容疑者の勤務先は、太陽光パネルつき住宅の販売会社。独身の頃は、釧路市近郊のワンルームのアパートに暮らしていた。近所の住民はこう話す。
「雪かきをしていたときにスコップを貸してあげたら、“では、お借りしますね”って、若いのにずいぶん丁寧な言葉遣いをする人だなと思いました。女性が1人、いつも来ていたね」
おそらく、その女性が前妻だったに違いない。ここでも阿部容疑者は好印象だった。
気配りができる大人がなぜ幼い子どもを13時間も放置できたのか。容疑者らは子どもに対して日常的に暴力を振るうことはなかったようだが、子どもの命を奪うほどの“虐待”をしたも同然と言えるだろう。