「頭蓋骨リセット」の仕方

【1】両手をセット

手のひらを、左右の側頭部に軽く当てる(横から見た場合) モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治
手のひらを、左右の側頭部に軽く当てる(横から見た場合) モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治
【写真】ろっかん先生が伝授! 今すぐできる「頭蓋骨リセット」のやり方

 手のひらを、左右の側頭部に軽く当てる。

【2】側頭骨を押し上げる

側頭骨を押し上げる モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治
側頭骨を押し上げる モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治

 手のひらのつけ根で、頭皮と垂直の方向に側頭部をグッと押しながら、斜め上の方向に側頭骨を持ち上げる。10秒ほどキープしたあと力をゆるめる。3回繰り返す。

【【これはNG】】

【NG動作】こめかみは骨が薄いので、押す力が強すぎないように モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治
【NG動作】こめかみは骨が薄いので、押す力が強すぎないように モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治

●こめかみは骨が薄いので、押す力が強すぎないように。

【NG動作】手の動きは、左右対称に。手を当てる位置が左右でずれていると、うまく持ち上げられない モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治
【NG動作】手の動きは、左右対称に。手を当てる位置が左右でずれていると、うまく持ち上げられない モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治

●手の動きは、左右対称に。手を当てる位置が左右でずれていると、うまく持ち上げられない

 目安は30秒程度、頭蓋骨を持ち上げて、モヤモヤ頭をスッキリ&リラックス! 不眠、片頭痛、イライラ、神経過敏、顔のたるみ・むくみ 耳の不調や疲れなどに効果的と清水ろっかんさん。

 押し上げる位置は、こめかみの後ろと耳の真上をつなぐ、左右の側頭部。この部分に蝶形骨(側頭骨・頭頂骨・前頭骨のつなぎ目)がある。手のひら全体を使って、側頭骨を押し上げるように。

側頭骨押し上げの押し上げる位置 モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治
側頭骨押し上げの押し上げる位置 モデル/いはらようこ(ミューズ) 撮影/菅沢健治

★ポイント★
・頭皮を傷つけないように、爪を立てずに行う
・力加減は自分が「気持ちいい」と感じる強さで行う
・頭痛や首などの痛みが強い、頭部や首に外傷や炎症がある人、顎関節症、持病がある人は、医師に相談してから行う

教えてくれたのは……清水ろっかんさん(しみず・ろっかん)骨格矯正士。30年以上にわたり、他に類を見ない独特の骨格矯正による美容メニューを次々に開発。その高い技術力が芸能関係者に口コミで広まり、多くのメディアに取り上げられる。著書は『眼圧リセット』(飛鳥新社)、『坐骨に敷くどこでも腰楽パッド』(主婦と生活社)ほか多数。新刊『頭蓋骨リフト』(KADOKAWA刊 税込み1430円)
『頭蓋骨リフト』(KADOKAWA刊 税込み1430円)※記事の中の写真をクリックするとアマゾンの紹介ページにジャンプします

(取材・文/紀和静)