《山本順三候補の応援に大分から愛媛へ。新居浜市と西条市で街頭演説でしたが暑さが半端ないなか最後まで聞いて頂いた皆さん有難うございました。山本さんは私と同い年の予算委員長。宜しくお願いします。》
6月30日、この文言とともに掲載された写真を見ると、
「中央には演台に立つ安倍元首相。その周囲にSPが3人いるんですが、安倍元首相の両側に各1人ずつ、背後に1人。背後のSPは安倍元首相に背中を向けていて、背後からの襲撃に備えています」
ポイントは、安倍元首相のSPとの距離感だという。3人とも安倍元首相に密着していて、両方ともSPが密着していて、有事に備えていた。特に安倍元首相の右側にいたSPは、
「出馬候補の山本順三氏の内側に、安倍元首相寄りに立っています。これによって、危険を察知した際、何の障害もなく、安倍元首相の身を守る行動ができる」
あの日、この配置ができていたら、どうなっていたのか。
SPが安倍首相を守れていた可能性
「一発目の銃声が鳴り響いた瞬間、SPが安倍元首相にタックルなどをして身を屈めさせつつ、身を挺して安倍元首相に覆い被さり防弾カバンを向けて銃弾から身を守るというベストな対応ができたでしょう」
警備に当たっていた奈良西署には、こんな話も出てきている。
「事件前日から奈良西署は不祥事の対応に当たっていた。そこに、安倍元首相の警備の準備が重なってしまい、対応に追われていたと言います」(前出の社会部記者)
ひとりの命が奪われるという、取り返しがつかないミスとなった。