2位は109票の蓮舫がランクイン。野田佳彦内閣では、内閣府特命担当大臣などを務めたが、その評価は割れる。

「野党としては大事なのかもしれないが、国会において、反論や責任追及だけで、国をよりよくしていくための建設的な意見や具体的な方策が出せていない」(33歳・女性)、「銅像になるには、ふさわしくない。何も成し遂げていないし、いつも吠えているイメージしかない」(44歳・女性)

 3位は72票を獲得した菅直人。東日本大震災が発生した2011年3月に首相として国の舵取りを担っていたが、そのときの印象が強烈に残っているよう。

「東日本大震災のときの対応の悪さが印象に残っているから」(47歳・女性)、「大地震発生時、福島原発への対応がしっかりできていれば今のようにはなっていなかったと思う」(64歳・女性)

若きリーダーは「発言が意味不明」

 4位にランクインしたのは、自民党や民主党で幹事長を務めるなどした小沢一郎。67票を獲得。政界の“壊し屋”として選挙制度を改革し、政界再編をもくろんだ。しかし、2009年には政治資金規正法で強制起訴されたことも。その後、無罪となるが、政治とカネのイメージが染みついたまま。

汚い噂があった人は銅像になる資格はないと思う」(52歳・女性)、「いろいろ疑いがありそう」(58歳・男性)

 5位は自民党幹事長などを務めた二階俊博。59票を獲得した。“妖怪”や“自民党のドン”などの異名を持つが。

「影響力はあるが、高齢なのにいつまでも政治家を引退しないから、新しい風が入ってこない。国民感情を逆撫でするような発言もするし、国民の代理人としてふさわしくない」(22歳・女性)、「旧統一教会のこともどうかと思う。カルト教団でも“選挙の応援をします”と言われたら“お願いします”と言うと話していて、ありえない。国民の命と財産を守るのが国会議員の仕事じゃないんでしょうか?」(53歳・女性)

 安倍晋三内閣で環境大臣を務めた小泉進次郎が55票を獲得し、6位に。

 小泉純一郎元首相の次男として政界入りし、甘いマスクと巧みな弁舌で人気を博した。しかし、2019年にニューヨークで開催された国連のサミットで「気候変動のような大きな問題は、楽しくクールでセクシーに取り組むべきだ」と発言し、物議を醸した。今もその印象が強いようだ。

小泉進次郎さんは発言が意味不明だし、余計なことしかしない」(53歳・女性)