2位 JUDY AND MARY('92〜'01年) 124票
続いて2位はJUDY AND MARY。
'93年にデビューし、シングル『Over Drive』でブレイク後はミリオンセラーを次々達成。アルバム『THE POWER SOURCE』は邦楽ロックバンド史上初の280万枚というセールスを記録したモンスターバンドだ。ボーカルYUKIのガーリーパンクなファッションに憧れ、ヴィヴィアンウエストウッドのバルーンスカートやぱっつんボブをまねしていた人も多かった。
「YUKIちゃんの可愛さが衝撃的でした。またバンドで楽しそうに歌う姿が見てみたい」(42歳・東京都)
「青春時代真っただ中で聴いていたグループでした。『そばかす』や『くじら12号』などまた聴きたい曲がたくさんあります」(40歳・千葉県)
ちなみに'13年に『週刊女性』が行った「復活してほしいバンドランキング」では1位だったが、その後'19年7月の直撃取材でYUKIとほかのメンバーが連絡をとっていない状態ということがわかり、ファンの間でも再結成は諦めモードなのかも。
3位 BOOWY('81〜'88年) 120票
上位のランクインがもはや当然とも思えるBOOWY(ボウイ)が3位。ギタリスト布袋寅泰の作るアグレッシブな楽曲、そしてカリスマ的なたたずまいと超絶した歌唱力で歌い上げる氷室京介の姿に熱狂する若者が続出。日本の音楽シーンに革命を起こしたといわれているロックバンドだ。
「ソロの氷室京介さんも好きだけど、やっぱり布袋さんの曲でいちばん光るしカッコいい」(41歳・青森県)
「復活したら奇跡だと思いますが、だからこそ見てみたいです」(55歳・神奈川県)
「最後のライブツアーに行きました。本当にカッコよかったので、またライブに行って当時を思い出したい」(55歳・愛知県)
GLAYや氣志團を筆頭に、現在もリスペクトしていることを公言するバンドが後を絶たないBOOWY。活動はたった6年間のみ。人気絶頂の'87年12月24日、渋谷公会堂でのライブ中、突如の解散宣言にファンも絶句した。
「BOOWYは音的にもビジュアル的にも前衛的で、先ほど挙げたチェッカーズのノリとは全く違う硬派な雰囲気が魅力でした。
本人たちのカリスマ性に加え、メジャーシーンでブレイクしてから解散までのスピードがすごく早かったのも伝説化している要因なのではないかと思いますね」(スージー鈴木さん)