いよいよ、フィギュアスケートの本格シーズンが幕を開ける。今年3月に行われた世界選手権で新王者となった宇野昌磨の初戦は、10月8日の『ジャパンオープン』だ。
「9月19日に宇野選手の弟の樹さんが自身のSNSを更新し、兄弟で練習拠点のスイスに出発したことを明かしました。ショートもフリーも新プログラムで挑む今季。競技会に向けて調整をしていきます」(スポーツ紙記者)
この前日には、プライベートの報告も。かねて報道されていた本田真凜との交際を、堂々と発表したのだ。
《この度の一部報道にもありましたように、私、宇野昌磨は本田真凜さんと以前より良いお付き合いをさせて頂いております。
報道内容におきましては一部事実と異なる部分もございますが、今後とも温かく見守って頂けますと嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します》
フィギュアスケーターの澤山璃奈がぶっちゃけた選手の恋愛事情
なぜ、このタイミングでの“宣言”だったのか。
「1月1日に『サンケイスポーツ』が約3年におよぶ熱愛をスクープしましたが、その後に具体的な続報や目撃情報もなく、すでに破局ずみという話もありました。そこに『文春オンライン』がツーショット写真を掲載。決定的な写真が出たことも、公表に踏み切った要因の1つでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
9月18日にフジテレビ系で放送された『ジャンクSPORTS』では、フィギュアスケーターの澤山璃奈が、選手の恋愛事情を暴露していた。
「“フィギュアスケート界同士で付き合ったことないっていう人はいないんじゃないか”などとぶっちゃけ発言。MCの浜田雅功さんらを驚かせていました」(テレビ誌編集者)
選手同士の恋愛が多い理由を、スポーツライターの梅田香子さんは次のように推察する。
「お互いが小さいころから知っているし、練習などで一緒に過ごす時間が長いことが影響していると思います。また、フィギュアスケートのことを理解しない人と付き合うのは面倒だし、難しいと言っている男子選手は多いです。例えば、『全日本選手権』は毎年クリスマス前後に行われますから、その時期に会えないことをわかってもらう必要がある。必然的に選手同士となるのでしょう」
しかし、日本の選手では宇野のように恋愛を公表するケースは少ない。
「海外の選手は、インタビューなどでサラッと“彼氏が~”と言ったり、別れたことを話したりすることがあります。宇野選手もそれを知っているから影響を受けて、公式サイトでサラッと認めてしまえば、かえって身辺が騒がしくなくなると考えたのだと思います」(梅田さん)
9月6日の公開練習では“自分が競技を引っ張っていける存在になりたい”と話していた宇野。雑音を断って新王者のプライドを見せられるか─。