メジャーのスカウトが視察に来ている
放送翌年に迎えた2015年シーズンに、キャリアハイとなる14勝をあげた藤浪。しかし、その後は極度の不振に陥り、一時期は1億7000万円まで上がった年俸も2022年シーズンは5000万円を下回っている(金額はいずれも推定)。
大谷が海外で偉業に挑む傍らで、数字(3勝5敗、9月28日時点)だけをとれば完全復活とは言い難くも、クオリティースタート(6回以上、自責点3以内)の確立も高まるなど、藤浪がかつての輝きを取り戻しつつあるのも確かだ。
「現にシーズンの登板日には、メジャーのスカウト陣も視察に来ていますからね。ポスティングが実現すれば複数球団からの入札が見込まれますし、フィジカルチェックを問題なくクリアできれば契約、来季はメジャーのマウンドに立っているかも。
中居さんの番組では、自分自身を“投手枠”で指名しませんでしたが、大谷選手を打者としたのも、決して“投手ではライバルに負けていない”という藤浪選手の自信とプライドの表れだったと思います。復活を信じたいですね」(同・記者)
今度は夢の舞台、メジャーリーグで大谷と藤浪の対戦を見たいものだ。