「巨人OB会会長」の肩書きを持つ、『読売ジャイアンツ』の元スター選手で、『横浜DeNAベイスターズ』監督も務めた中畑清氏によもやの“文春砲”だ。
9月29日発売の『週刊文春』によると、なんでも30歳近く年の離れた女性との間に子どもを身籠るも中絶し、4年愛に終止符を打ったというもの。この交際女性は読売新聞の記者だという。
「中畑さんがDeNAで指揮をとっていた2012年に奥さんは他界しており、翌年に出会ったという女性記者との関係は不倫にはあたりません。破局したのも数年前と過去の交際ですが、なぜ今になって表に出てしまったのか。
やはり今、“巨人”“中絶”のキーワードから連想されるのは巨人軍のキャプテン・坂本勇人、ですよね(苦笑)」(芸能リポーター)
同じく『文春オンライン』で報じられた、坂本勇人選手による20代女性への「中絶要求トラブル」。爽やかなスポーツマンに似つかわしくない、女性をまるで物のように扱う言動や、《おろすならおろすで、やったら早い方がいいやろ?》と中絶を要求していたことが明らかになったのだ。
ところが、女性側とはすでに示談成立しているともあってか、坂本本人から謝罪や釈明はなく、“上司”である原辰徳監督も一件には触れていない。さらにはネット上で批判の声が高まる一方で、スポーツ紙やテレビといった主要メディアも一切報じない、なんとも不自然な騒動に。
文春の直撃取材に「坂本」を連呼
前出の芸能リポーターも、「天下の巨人軍、そして読売グループを敵にしたくないということ」と声を顰める。
「御用媒体は早々と、“坂本のネタはNG”と忖度して取り扱わないことを決めたみたいですね。チームを含めた、その周囲の関係者が一丸となって“ダンマリ”を決め込み、自ずと騒動が収束するのを図っているのだと思います」
その作戦が功を奏してか、時間が経つにつれて坂本に関する記事、またネット上の声も収まりかけていたのだがーー、
《このネタは、坂本と同じように皆さんが扱って、そういうふうにネタになるんじゃないかと思って(情報提供者が)言い出したんじゃないの、おそらく……》
《やっぱり(情報提供者は)坂本のブームに乗りたいっていうところがあるんだろうな……》
あろうことか、中畑氏は9月下旬に応えたという文春の直撃取材において「坂本」を連呼。OB会会長である“巨人関係者”が、自ら坂本選手の騒動を蒸し返してしまった形に。これにはプロ野球OBも苦笑いするしかない。
「もう……、台無しですね(苦笑)。清さんはウソをつけない正直な人だから、ついつい“坂本のせいで俺まで”と愚痴をこぼしてしまったのでしょう。
明るいキャラクターと旺盛なサービス精神、そしてDeNAの底上げに貢献した実績から次期ジャイアンツ監督候補の1人との声も上がっていたみたいですが、この口の軽さはちょっと信用を失ってしまうかも」
絶好調! ならぬ“絶舌調”だったようで。