高橋は、2020年8月に脳腫瘍の摘出手術を行った。無事に成功したが、今も体調には波があるという。9月18日には、高橋の音楽活動50周年を祝うライブがあり、元YMOの細野晴臣、木村カエラ、原田知世らに加えて小山田も参加。しかし、そのステージに高橋本人の姿はなかった。

小山田クンのことは全員ウエルカム

「ギリギリまで出演するつもりでしたが、コロナ禍ということもあり、医師から大勢の人がいる場所は避けるように言われてしまいました」(前出・事務所担当者、以下同)

 高橋は生活の拠点にしている軽井沢から、東京の自宅に戻ってライブの準備をしていたが、直前に出演を断念。体調が万全でないと、『METAFIVE』の活動もままならないのだという。

「ラストアルバムにするということはメンバー全員が同意しています。小山田クンのことは全員ウエルカムですよ」

 どうやら高橋の完全復活を待つという考え方のようだ。

「高橋さんは音楽に対して真剣に取り組んでいますから、闘病中に炎上が騒動になって、そのことで不愉快な気持ちになっていてもおかしくはないと思いますが……」(前出・レコード会社関係者)

 完全に鎮火する日は、いつに……。