ビールの最強おつまみ
アルコールは体内に入ると、肝臓で分解(代謝)されて体外に排出される。その分解のときに大きな役割を果たすのがビタミンB。ビタミンBが不足していると、アルコールの分解がうまくいかなくなり、悪酔いや二日酔いを引き起こす。
悪酔いを防ぐ!【餃子】
「そうならないためにはビタミンBを多く含む食材をおつまみにするといいですね。例えば餃子。餃子に使われる豚肉には、ビタミンBがたっぷり含まれています」
うなぎやたらこなどにも含まれているが、豚肉が全食材のなかでトップクラスだ。
そのビタミンBの吸収を促すのが、ニラやにんにくに含まれるにおい成分のアリシンだ。アリシンによってビタミンBの吸収は約10倍もアップするので、アルコールを効率よく分解するには豚肉とニラとにんにくが入っている餃子がぴったりなのだ。
また、にんにくにもビタミンBは豊富なので、多少のにおいは気になっても、やはり餃子にはにんにくを加えたい。
肝臓を元気に!【枝豆】
「とりあえず、ビール!」と一緒に、まず注文することが多い枝豆。枝豆はお通しの定番でもある。秋津さんによると、これも理にかなっているという。
「枝豆には良質のタンパク質が含まれています。タンパク質は私たちの身体をつくるもと。アルコールを代謝する肝臓も、アルコールを分解する酵素も、そして肝臓の調子が悪いときに修復するのもタンパク質です。ですから、お酒のおつまみでも良質なタンパク質を積極的にとりましょう。
枝豆はいちばん手軽にとれるタンパク質といえますが、お通しで出てくる程度の量はちょっと少ない。効果を期待するなら、2人でお皿に山盛りの枝豆を食べるぐらいがいいでしょう」
実際に「ビールに枝豆」という組み合わせは秋津先生も意識して実践しているとのこと。ちなみにタンパク質というと肉のイメージがあるが、唐揚げや串カツなどの揚げ物の取りすぎには要注意だ。