日曜劇場『DCU』阿部寛のバディは竹内涼真だった!?
並々ならぬ覚悟。それがあるドラマのオファーを蹴るという決断にも至ったという。
「今年1月クールで放送されたTBS系の日曜劇場『DCU』です。阿部寛さん主演で、海上保安庁とタッグを組んだ大作でしたが、実は阿部さんのバディ役という重要な役は当初、竹内さんにオファーが来ていたようです。ですが“『六本木クラス』に集中したい”という理由で断り、結果的にその役は横浜流星さんが演じることになりました。
『DCU』の撮影は3月までで、六本木クラスは5月にクランクイン。2か月の準備期間では、宮部新を演じるにあたって足りないということだったのでしょう。竹内さんがいかにこの作品に懸けていたかがわかります」(芸能プロ関係者)
同じ役でキャスティングされていた竹内と横浜。2人は半年後、映画で共演を果たす。
「2人がW主演という形で出演した映画『アキラとあきら』が8月末に公開されました。舞台挨拶や公開前のイベントなどでは息の合ったところを見せていましたが、実は『DCU』というドラマをめぐって不思議な縁があったんです」(同・芸能プロ関係者)
『DCU』のキャスティングについてTBSに問い合わせたが、期日までに返答はなかった。
竹内の作品に懸ける信念と気合が見事、逆転勝利を呼び込んだ。
衣輪晋一 メディア研究家。雑誌『TVガイド』やニュースサイト『ORICON NEWS』など多くのメディアで執筆するほか、制作会社でのドラマ企画アドバイザーなど幅広く活動中