スーツは元祖鉄道系YouTuberで、横浜国立大学卒の学歴エリート

Youtubeチャンネル「スーツ交通」より
Youtubeチャンネル「スーツ交通」より
【写真】乙武選挙カーで都心を走る「スーツ」

 スーツこと藤田裕人(ふじたひろと)氏は24歳。

 親子2代の鉄道マニア。職務乗車証があればJRの乗車が乗り放題になることから、JR職員になることを夢見て、鉄道マニアの生徒が多いといわれている岩倉高等学校運輸科に進学。

 ところが、JR東日本の試験にまさかの不合格となり、横浜国立大学へ進学した(2021年9月に卒業)。大学時代からYouTubeで鉄道に関する情報を発信し、メインチャンネルの登録者数は97.8万人でもうすぐ100万人突破を目指す勢いだ。

 大学進学当初は友達がいなかったといい、ボッチ系YouTuberのはしりでもある。本人の弁では、年収は5,000万円だという。

 スーツには過去にも炎上騒ぎが起きている。視聴者がツイートで「撮り鉄学生が必ず1度は親に言われたであろう発言『そんなもの、他の人が撮った写真を見ればそれでいいだろ』」

 スーツはその発言に「もしそう言われたら、じゃあ他人の子どもを公園で眺めていればいいのに、なぜ自分を産んだのかと問いただすといいと思います」と返信した。

 この発言に、鉄道に興味のない人から「子どもとモノを一緒にするのか?」「親が子どもを大事に思っているか分かっていない」という批判が殺到。自身のYouTube動画でこのように反論している。

「頼んでもいないのに勝手に生みやがってこんなクソつまらない人生生まれてこなければ良かった」と子どもが言った場合、親は本質的な反論は絶対にすることができない。自分の都合でするという意味では子作り・子育てと趣味は同じ。写真は消去できるが子どもは消去できないというが、撮り鉄にとっての(写真含めた)思い出だって消去や撮り直しはできない、と。

 言葉の表面だけをなぞっただけでは誤解する人も多いが、YouTube動画をじっくり視聴すれば、熱っぽく真摯なスーツの言葉の真意はある程度理解できよう。