肌が乾燥していると高級クリームも無駄に
さらに“年齢的にそろそろ高級クリームに頼らざるをえないかも”と思っているなら、その購入ちょっと待って。
「高価な化粧品やクリームを、もったいないと少しずつ使うより、安くても肌にあった化粧水をたっぷり使うほうがおすすめ。洗顔後に化粧水をつけて、乾いてきたら、またつけてを繰り返して」
と、自らもプチプラ化粧水を愛用しているという馬渕先生。化粧水が十分に肌にしみ込んでから、少量の乳液かクリームでふたをするのが鉄則。
「最初の化粧水が不足していると、クリームは肌に吸収されにくく、高機能のクリームであっても結局は無駄になってしまいます」
年齢にかかわらず、化粧品は質より量。秋冬の肌の乾燥対策は、化粧水から始まると覚えておこう。
顔も身体も〈血流改善メソッド〉
肌の細胞を活性させるには酸素が必要であり、小ジワやクマ、シミなどの肌トラブルは血流の悪さが原因。全身の血流をよくするために、まずはトライを。
★日常に取り入れたい!血流改善メソッド★
(1)朝シャワーで頭皮刺激
寝起きは、ずっと外気に当たっている首から上は冷えている。朝は頭から熱めのシャワーを浴びて頭皮マッサージを2分行う。
(2)朝晩のホットタオル
タオルをレンチンして、目や首すじを30秒~1分温める。くまの解消にも効果的。
(3)毛細血管まで刺激を
湯船のお湯と、シャワーの水を交互に数回かけると、血の巡りがよくなる。
馬渕知子先生
マブチメディカルクリニック院長、食糧学院副学院長。東京調理製菓専門学校校長。専門は分子栄養学やアンチエイジング医療だが、多面的な知識を応用し、アイドルグループをはじめスポーツ選手まで、幅広い分野でサポートを行っている。
マブチメディカルクリニック院長、食糧学院副学院長。東京調理製菓専門学校校長。専門は分子栄養学やアンチエイジング医療だが、多面的な知識を応用し、アイドルグループをはじめスポーツ選手まで、幅広い分野でサポートを行っている。