ファンにとって1年を締めくくるビッグイベント、クリスマスディナーショー。芸能リポーターの川内天子さんが、その魅力をこう語る。
「近い距離で生歌やトークを聴けるというのは、ファンにとってはたまりません。目の前で歌ってくれるから、息づかいや衣擦れの音が聞こえるし、目が合うことだってある。コロナ禍の前は、舞台からおりてきて握手してくれる歌手もいました。オシャレして、おいしい食事をしながら、普段よりアップグレードした雰囲気を楽しめるんです」
中森明菜、ディナーショー開催は?
そんなディナーショーの“女王”といわれるのが松田聖子。ただ、ここ2年の開催は“完璧”なものではなかった。
「一昨年の'20年はデビュー40周年でした。各都市でスペシャルでメモリアルなディナーショーを開催する予定だったのが、コロナ禍で『グランドプリンスホテル新高輪』の1か所のみになりました」(ワイドショースタッフ)
昨年は、12月18日に愛娘の神田沙也加さんが急逝。
「その日だけディナーショーに立ちましたが、残りの日程はすべてキャンセル。年末の紅白歌合戦も出場を辞退。今年のディナーショーは、聖子さんにとって2年ぶりの“復活”となります」(同・ワイドショースタッフ)
前出の川内さんも聖子のディナーショーに注目する。
「改めて、沙也加さんのことを話すのではないかと思います。聖子さんを応援している人たちは、心から彼女を心配しています。“聖子ちゃんを慰めてあげたい”というのがファンの心理。聖子さんも、それをわかっているから、今の自分の気持ちを語るのではないでしょうか」
そんな聖子と人気を二分する歌姫が、8月30日に“再始動”を発表した中森明菜。'17年のディナーショー以来、その姿すら見せていないが、今年の開催は?
「ファンのためを思ったら、ディナーショーは明菜さんもやりたいはず。でも、今から会場を押さえるのは無理でしょう。お料理の準備もあるし、さすがに間に合わない。紅白出演の可能性はありますから、今年はそこに期待するしかありませんね」(川内さん)