“天狗になってしまった”と揶揄するスタッフも

今年8月、別のレギュラー番組のプロデューサーが頻繁に現場に来てくれると明かしたうえで、“迷宮グルメは1度も来てくれない”と、不満をツイート。現場と上層部の温度感の差を匂わせていました。ただ、かつては同番組のプロデューサーを“神”と評し、4人という少数精鋭の撮影部隊を絶賛していたことも。《日本国民全員に観てもらいたい》《クギ付けにさせる自信ある》と語るほど、思い入れの強い番組でした」(前出・テレビ誌ライター)

ヒロシからスギちゃんへバトンが渡ったタイミングで海外ロケを再開。初回はシンガポールへ(番組公式SNSより)
ヒロシからスギちゃんへバトンが渡ったタイミングで海外ロケを再開。初回はシンガポールへ(番組公式SNSより)
【写真】バールで白い壁を叩き壊すヒロシ、絵面が壮絶すぎる!

 立つ鳥跡を濁さず─とはいかなかった引き際について、番組スタッフからも怒りの声が上がっている。

ヒロシさんありきで始めたぶん、ショックは大きかったです。所属事務所からの独立や、ソロキャンプ動画が人気を博したYouTubeでの活動を経て“天狗になってしまった”と揶揄する人も。“一発屋”という切り口で扱われることが多かったテレビに対しては、以前から斜に構えていましたが、仕事がコンスタントに入るようになってからは、不満を言う機会が増えました」(テレビ局関係者)

 視聴者から惜しむ声が上がる中、ヒロシ本人も少なからず番組への未練はあるようだ。

 最終回の収録が行われた山形県南陽市にある『かあちゃんの店 森谷酒や』の店主は、撮影時の様子を振り返る。

「チームの一体感が伝わり、最後とは思えない和やかな雰囲気でした。ヒロシさんは、“今日で撮影は終わるけど、すごく楽しいから別れたくない”って、話していました」

 ヒロシです……。“激怒ツイート”はしたけれど、本当は辞めたくないとです……。