9月7日に別居したという両者。離婚届まで用意していたものの、結局夫婦トラブルは同月中に解決。今月になってから同居も再開しているという。
「1億円の請求を見てパニックになった」
エンリケ「私は家を出た後、青汁王子(実業家の三崎優太氏)から紹介された弁護士と改めて契約を結びました。まずは会社や各事業の内情、負債額も把握したいと思って、社内調査から始めようと思ったんです。お恥ずかしながら、買い取りパートナーの事業はすべて夫に任せきりで、私は仕組みすら把握できていませんでした」
しかし、S氏は弁護士を通じた話し合いに、なかなか応じてくれなかった。
S氏「僕からすると、いきなり他人が妻の窓口を名乗ってきても話す気にはならないですよ。エンリケからのお願いならもちろん聞きますが、弁護士が入るということは、一歩間違えば我々夫婦が敵対関係になってしまう可能性もある。いつ敵になるか分からない側に、会社の内情や資料を簡単に伝える気にはなりませんよね」
ターニングポイントとなったのは、S氏が対応していた各種クレジットカードの支払い請求が、エンリケの元に届いたことだという。
エンリケ「夫とは話したくないし顔も見たくなかったんですが、1ヶ月分の請求額は1億円を超えていました。そこですごく驚いて、パニックになってしまったんです。まさか自分の会社がこんなに大きな事業をやっていたなんて……」
S氏「請求の大半は会社経費です。エンリケ空間の売上は、一期目が6,000万円で、二期目で10億円。今季は23億円です。冗談で話しているんですが、彼女は離陸直後の気球で寝ていたところ、上空3,000メートルで突然目が覚めて、自分の置かれている状況にショックを受けてしまったというか」
猛スピードで各種事業が拡大していることに、エンリケは今回始めて気が付いた。会社の台所事情についても把握できておらず、そこで改めてS氏と向き合うことを決意し、次第に関係も修復されていったのだという。
エンリケ「私はキャバクラを引退した後は、銀座のクラブに勤めよう、一生水商売を続けていこうと考えていたんですが、夫はホステスを続けてほしくはなかった。しばらくはインフルエンサー兼実業家として活動していくことになるはずでしたが、私は会社経営には興味がわかず、ここは彼に任せてしまおうと」
S氏「引退当初、少しゆっくりしたいという彼女の申し出もあって。ただ、起業する際にふたりで『女社長で株式上場ってカッコいいよね』みたいな話をしていて、僕は急ピッチでビジネスを大きくしようと考えたんです」
エンリケ「それが結果的には失敗だった。まさか会社のクレジットカードの支払いだけで1億円も必要な状況になっているなんて……。でも、すぐに落ち着いて、弁護士も介入させていなかったら、こんな大きな騒ぎにはなっていませんでしたね。炎上の原因は結局私で、すごく後悔して反省しています」