NATOへの復讐心、核を撃つ場所は
海外メディアによれば、ロシアは弾薬も底をついているとする報道もあるという。
「プーチンがとれる選択肢はどんどん狭まり、戦局を好転させるため、いまは核兵器に頼らざるをえない状況に陥っている」
もし核兵器を使うのであれば、攻撃範囲を局地的に限定できる“戦術核”の使用が考えられるという。
「もともとはウクライナの領土にあった『ザポリージャ原発』をプーチンは国有化しましたが、ウクライナが奪還する動きがあるようなのです。これにより、自国の財産が危機に晒されているというのを大義名分に、プーチンはぶ厚いコンクリートに守られた原子炉を破壊するため“戦術核”を使用する可能性が高まっています。
『北大西洋条約機構(NATO)』の東方拡大をやめなかったNATO加盟30か国に対する復讐心から、核を撃つならば、放射能汚染の被害がポーランド、ハンガリー、ドイツなどに及ぶ風向きのタイミングを考えているはず」
これにより、その影響は私たちにも及ぶという。
「すでにロシアやウクライナからの輸出が多い小麦などの穀物類の価格は上昇していますが、放射能がヨーロッパへ拡散すれば、日本が輸入に頼る資材や食料品はさらに入ってこなくなり、私たちの生活を、より圧迫していくことになるでしょう」
プーチンが、核の発射ボタンを押さないことを願う。