仲本さんが事故にあった翌日の昼、週刊女性が『仲本家』を訪れると、たしかに2階の窓からは、カーテンがめくれ上がり、毛布のようなものが散乱している様子が見えた。
しかし、近隣住民から聞こえてくるのは“ゴミ屋敷”への苦情ではなく、仲本さんの人柄のよさだった。
「町内会のこともよくやってくれたし、会えばいつも挨拶をしてくれてすごくいい人」(近隣住民)
「よく立ち話をしました。内容は天気のこととか、本当に世間話ですね」(別の近隣住民)
夫婦関係は良好に見えた
元フィギュアスケート選手でタレントの渡部絵美さんもその1人だ。
「7年ほど前に仲本さんと純歌ちゃんから犬を譲り受けていて、芸能界というよりはペットのつながりでよくしていただきました。犬を連れているときに近所で会うと、仲本さんのことが匂いでわかるのか犬もすごく喜ぶんです。すると仲本さんも“元気か~!”なんて優しく声をかけてくれて。いつもニコニコ顔で接していただきました」
また、夫婦関係も良好だったようだ。純歌のカレー店と同所で共同運営をするバーのマスターがこう明かす。
「常日頃一緒にいて、仲はよかったと思います。“ラブラブ”という感じではないですが、夫婦関係はしっかりしていて。仲本さんがとにかく純歌さんのことを気に入っている様子でしたね」
仲本夫妻と親交があった、お笑い芸人によるプロレス団体「西口プロレス」のアントニオ小猪木も、
「純歌さんに惚れているのがひしひしと感じられました。たまには言い合うこともありましたが、どこの夫婦でもよくあるようなものです」
ペットたちもかわいがっていたという。
「よく連れてきていました。1匹だけではなく、交代でいろんな子を」(前出・バーのマスター)
実は仲本さんは、生前ある計画を立てていたという。
「ご自宅の内装のリフォーム工事を楽しみにされていたんです。『新潮』の記事が出てからペットのことが心配で、おせっかいながらも“大丈夫ですか?”と連絡をしたら、ペットの預かりを頼まれて。私が以前、譲り受けた犬のお母さんが仲本さんのところにいたので、工事が終わる予定の11月末くらいまで面倒を見てほしいと。そこで、15日に同じくご近所の東てる美さんを含めて4人でランチをして、犬を預かりました。そのときも、犬にすごく優しい目線を向けていたのが印象的です」(渡部絵美さん、以下同)