容疑者は小心者でへそ曲がり
容疑者は4月10日、飲食店で起こしたトラブルで肋骨を骨折していたことが判明。
「“結構、痛いです”と書いていました。今の彼の心境としては、とにかく不安で不安でしょうがない。びくびく怯えているんじゃないですか。意外に自分が世間にどう見られているのか、気にする小心者ですからね。だけど、へそ曲がりだから、こういった事件を起こしてしまう」
いずれ裁判になっても、
「“裁判官よりもオレのほうが頭がイイ!”なんて思うんでしょう。そんなやつは1回、鼻をへし折られたほうがいいんですよ」
それでも“容疑者を憎めない”天野さん。
「私の店に来ると、ほかのお客さんと和気あいあいとやってますよ。礼儀正しくてかわいいやつでね。でもいつも“ノーマスク”での来店ではありましたが……(笑)」
容疑者の今後について、天野さんはどういう見通しを立てているのだろうか──?
「まずは、トラブルを起こしてしまった飲食店に対して心から謝罪をする。そして、しっかりと店の損失を補償してほしい。次に、昨年9月に運航を妨害した航空会社への謝罪にも臨むべきです」
天野さんが容疑者に送った手紙にはこう書かれていた。
《かならず、マスクをして下さい! 奥野さんの反省心を見せて下さい。マスクね》
容疑者の“マスク着用”は謝罪への第一歩だ。
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“マスク拒否男”にどのような裁きが下されるのか。判決は12月14日の予定だ。