「お笑いコンビ・麒麟の川島明さんがMCを務めるTBS系の朝番組『ラヴィット!』は、吉本所属の芸人を大量に起用していて、放送開始当初からネット上で“加藤潰し”ともいわれていました。こちらは年末にゴールデンタイムで特番が放送されるほどの好調ぶりで、“加藤の乱”以降、じわじわと時間をかけて排除されたという見方をされてしまうのも無理はありません」(同・芸能プロ関係者)
日本テレビの“懐事情”として、こんな話も。
『スッキリ』終了を認めた加藤浩次
「加藤さんの『スッキリ』の出演料は1回あたり100万円前後ともいわれていて、単純計算で年間2億円以上。低迷する視聴率に見合わなくなってきたという本音もあるとか」(前出・テレビ局関係者)
独立から2年後に帯番組という“大仕事”を失うことになった加藤。番組終了の情報をいち早くキャッチしていた『週刊女性』は、日本テレビの発表前日、『スッキリ』の生放送に向かう本人に話を聞いていた。
朝6時ごろ自宅から出てきた加藤は、髪には少し寝グセが残っていたが、記者が声をかけると落ち着いて対応。
─おはようございます。'23年の3月に『スッキリ』が終了するということですが。
「おはようございます、うん」
─17年間を振り返って、いかがですか?
「それはもう、本当に感謝しかないです」
放送終了の事実を認めながら、11日の放送で語った言葉をこの日も口にしていた。
若手時代は、破天荒な言動で“狂犬”とも呼ばれた加藤。『スッキリ』でも、当初は共演していたテリー伊藤との二枚看板でヤンチャな雰囲気を醸し出していたが、17年ものMC生活を経て、今やすっかり“朝の顔”に。しかし、やはり来春以降には不安が。