「高橋とつるんでるやつ全員疑うからな」
疑われた高橋は先輩・Aから『写真撮影のロケ』現場で“ヘアメイクの順番を不自然に抜かされる”といったことから始まり、「高橋とつるんでるやつ全員疑うからな」と叫ばれたり、同期のメンバーと自撮りをしているところにやってきて「嘘つき!」とだけ叫んで立ち去って行くこともあったという。
また、Aに別の先輩B、Cを加えた3人に「何か言うことないの?」と詰め寄られてしまうことに。その威圧的な態度に気圧されながら、やっとの思いで「自分は何もやっていない」と主張。すると、「やっていないならそう言えばいいじゃん」と返されたのだそうだ。高橋は恐怖を覚えたそうだ。
そして、まだ疑いの心を持っているAからの最後の言葉はこうだった。「私たちの作った〇〇(グループ名)を壊されたくないんだよね」
そのとき感じた想いについて高橋はこのように記している。
《私はその言葉を聞いて、信じられないくらいの怒り、悔しさ、悲しさが込み上げてきて、堪えていた涙が溢れて止まらなくなりました。私は本当に何もしていないのに。ただ真面目に活動していただけなのに。私を責めてきた先輩の中には、グループを壊す原因の一つとなる行動をした人だっていたのに。
私はただただ悔しくて、涙が止まらなくて、言葉が出ませんでした。まるでグループを壊した人に向けるような言葉を掛けられて、この出来事で私の尊厳は深く傷付けられました》