「移動に使用した『スタディ号』の購入費と改装費、ゆたぼんと同行する“ゆたぼんパパ”こと中村幸也氏の旅費も含まれていたのでしょう。クラウドファンディングサービスで募った資金は480万円以上。ところが、いざ旅がスタートすると、“全国の不登校児を支援する”との名目はどこへやら、各地の観光地を回っては仲間内で豪遊する姿ばかり。
批判が起きると、ようやくフリースクール訪問や不登校児との交流の“証拠”を明かし始めたゆたぼんでしたが、皆から応援、支えられた旅ではなかったのかなと(苦笑)」(同ライター、以下同)
アンチ頼みの炎上商法も飽きられた
旅も終盤に差し掛かった10月下旬には資金不足に陥っていることを明かし、「ゴール見えてるんですけど。投げ銭をしてください。お願いします」とYouTubeにて再度、資金援助を呼びかける場面もあったゆたぼん。
そして息子や日本一周に批判が向けられるたびに、全てを「アンチ」と決めつけては自身のSNSで煽り、時に暴言ともとれる発言を繰り返した幸也氏。
親子の過激な言動が逐一ネットニュースとして報じらる、一見すると一挙手一投足が注目される人気ユーチューバーに思える少年革命家だが、結果に結びついているとは言い難いようで。
「日本一周後もチャンネル登録者数は15万人台から変動はなく、動画の再生回数も伸びている様子はありませんね。アンチ頼みの炎上商法も飽きられたのか、そもそも一般ユーザーからすれば興味すらもたれていないのか。
石垣市の15歳少年は自ら汗水垂らして働いたお金で、文字通り自分の足で成し遂げた旅だからこそ世間は感動し、また称賛を送るのでしょう。翻って親子は楽をして、とは言いませんが、他人のお金をあてにして何かを成し遂げた動画は、見るものの心を掴むことはできないのかもしれませんね」
登校していれば中学2年生のゆたぼんが義務教育期間を終えるまで約1年4か月、その後に親子はどんな進路を歩むのだろうか。