時代劇『ヘチ 王座への道』『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』など、日本でも大人気の韓国ドラマに主演し、心をつかまれる人が続出しているチョン・イル(35)。第1次韓流ブームのころからドラマや映画に親しんでいる人にとっては、'06年のデビュー作『思いっきりハイキック!!』でブレイクして以降、スター街道を走り続けている印象があるはず。
そんな彼が今年“初”挑戦したのが、10月からスタートした日本でのファンミーティングツアー。
チョン・イル、“初”挑戦のファンミツアー
「これまで東京、大阪でファンミをすることはありました。今回は、札幌や兵庫、福岡といった、これまでファンミーティングでは訪れたことのない場所にも足を運んでいます。それぞれの会場で、みなさんが熱烈に歓迎してくださって、本当に感動しています。愛知、兵庫では、スペシャルサイン会も開催しました。ファンミではできなかった、僕に直接聞きたいことを、サイン会で質問してくださいねとお伝えして」
なかなか会うことができない、日本のファンとの時間を特別なものにしたいと考えたイベント。特に記憶に残っているのが80代くらいの女性だという。
「質問ではないのですが、“生きる意味を失っていたときに『ヘチ 王座への道』に出会い、感動しました。そして、『ヘチ〜』を見ることが生きがいになりました”とおっしゃったんです。こんなふうに、僕の作品や存在がお力になれているんだと思うと心が熱くなりました」
恋愛に関する質問はなかったのか聞くと意外にも、
「なかったです(笑)。みなさん、プライバシーにかかわることだと遠慮されたんですかね。ただ、僕自身、いまは恋愛がそんなに重要だとは思っていなくて。仕事と恋愛を両立することが難しいと感じているいまは、恋愛にそんなに興味が……」
以前、40歳までは結婚しないと公言していたが、
「はい、いまもそうです。いつか、ご縁のある方が見つかるといいのですが。料理好きな僕にとって、味の好みは重要だと思います。その部分が違うと、なかなか話も弾みませんし。僕と恋愛したら、毎日3食、責任をもって作って差し上げられます!!」
日本食も好きで、いま作ってみたいのは“輪切りにしたすだちを浮かべた、すだちうどん”だと語る。
「幼いころから母がよく日本に来ていたこともあって、日本の食材で苦手なものはないですね。梅干しも好きですし。そんなに難しくない鍋料理も作ります。すき焼きとか、ゆず鍋とか。以前、(料理本を出すほど料理上手な)ジェジュンさんと一緒にバラエティー番組に出演したことがあったのですが、僕の料理の腕前を認めてくれました」