「今月10日、『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で天才ピアニストが6代目王者に輝きましたが、山田さんは同コンテストが初めて開催された2017年に当初、出場を表明していたんです。しかし、予選1回戦の当日に急きょキャンセル。当時の所属事務所・太田プロダクションは、マネジメント側から山田さんに対する『番組主旨の説明不足』があったとしていました」(テレビ誌ライター)
長続きするか疑問の声
その後、山田は同年10月17日付のブログで「がっかりしました やる気満々だったのに」と、『THE W』への思いを吐露。彼女がつづった内容によると、予選参加には2,000円の支払いが必要だったり、優勝賞金以外に番組出演料がなかったりすることを後から知らされたそう。また、自分のほかにどのような女性芸人が参加するのかもわからない状況で、「私の名前は、とっくに発表になっているのに? 何じゃそりゃ」「ただ名前が宣伝に使われただけか がっかりだ」と感じてしまったようだ。
「山田さん的にはいろいろ“後出し”されて不快だったのかもしれませんが、文句を言うためにお金のことまでブログに書いてしまったため、なんだか“面倒くさい人”のような印象に。だいたい、賞レースにエントリーフィーが必要なのは現代のスタンダードで、『M-1』だって2,000円かかります。ネット上でも当時、『下調べ不足では』『特別枠か何かで出してもらえるとでも思ってたのか』などと引かれていました」(スポーツ紙記者)
結局、初年以降も『THE W』に参戦することはなかった山田。もし、『THE W』で功績を残せていたら、『M-1』審査員に選ばれた時の世間の反応も違ったかもしれない。
「それに、『M-1』のスタッフも山田さんには気を遣いそうです。上沼さんも毎年のように「辞める」と騒いで大変でしたけど、山田さんこそ長続きするかどうか……。また、2018年の『M-1』後にはとろサーモン・久保田かずのぶさん、スーパーマラドーナ・武智さんがインスタグラムの配信で審査員の上沼さんに無礼を働いて物議を醸したこともありましたが、今年、山田さんの審査に納得がいかない芸人がいたら、同じような騒動に発展する恐れもあります」(同・前)
漫才を披露する出場者たちだけでなく、山田の審査コメントにも注目が集まりそうだ。