面倒な人間関係は年内に断ち切ろう!!
新年を迎える前のリセットに最適!
近づく年の瀬。来年こそ運気を上げたいと願う人も多いはず。ならば年内のうちに、運気を下げる縁や悪運と決別しておくべきだ。
そんなときにあやかりたいのが、“悪い縁”を断ち切ってくれる縁切り神社。
「日本随一の縁切り神社と評判の安井金比羅宮に祀られていて、悪縁に苦しむ人を救うご祭神の崇徳天皇など、縁切り神社の神様は恋愛や仕事など身の回りの人間関係を断ち切る手助けをしてくれます。病気や悪癖、悪運などとの決別にも効果的です」
そう話すのは、神社マニアで縁切り神社にも詳しい、イラストレーターの上大岡トメさん。
全国の縁切り神社を訪れてきた上大岡さんに、強い縁切り効果があり、その中でも特に印象に残った8つの神社を選んでもらった。
「毒親や毒きょうだい、離婚などの縁切りで噂を呼び、全国から参拝者が殺到する門田稲荷神社や、実際に私が悪癖と決別できた石上神宮など、評判が高く特色のある神社ばかり。気になる神社があれば足を運んでみてください」(上大岡さん、以下同)
ご利益アップの参拝テクあり!
縁切り神社にはどれほどの効果があるのか。上大岡さんが一緒に参拝をしたある女性の体験を教えてくれた。
「私の仕事仲間の友人、かれんさん(仮名・34歳)は、長年妻帯者との不倫に苦しんでいました。そこで、縁切り縁結び碑と呼ばれる碑の真ん中をくぐると悪縁を断ち切れるという、京都の安井金比羅宮へ一緒にお参りに。
不倫をやめたいと願いながら碑をくぐったところ、後日、その人と無事に別れることができたと報告してくれたんです」
さすが日本でいちばん有名な縁切り神社。ご利益は確かなようだ。
そんな縁切り神社でお参りをするうえで、大切にすべきポイントは何か。
「悪縁との別れを強く決意することです。縁切り神社は神頼みする場所というより、『〇〇とお別れしたい』と神様に所信表明し、自分に言い聞かせる場所だと思います」
絵馬や紙札に具体的な願いを書いて奉納する神社も多いが、思いを文字にすれば所信表明の気持ちはより明確に。
「決意を忘れないために、お札やお守りを持ち帰るのも有効。神様だけに頼らず、縁を切るために自分に何ができるか考えることも大切です。何よりお参りすると神様がサポートしてくれているように感じ、心強さも生まれます」
また上大岡さんいわく、お参り後においしいものを楽しむことでご利益がアップするそう。
「お参りのあと暗い気持ちで帰るより、おいしいものを食べて前向きな気持ちになれ、きっと神様からのご神力も上がるはずですよ」
来年こそ運をつかむという強い気持ちで、今年の悪縁を断ち切りたい。