記事には書かれていなかった“前置き”
「離婚を発表した際もpecoさんとお子さんがいたことから“セクシャリティについて公表すべきだったかどうか”については様々な意見が飛び交っていました。今回の動画が炎上状態になってしまったのは、ryuchellさんの発信がネットニュースの記事を通じて拡散されところにもあると思います。
というのも、動画の冒頭でryuchellさんはpecoさんに触れ『まさか自分がいつか女性を好きになるなんて思っていなかった学生時代の話』と前置きをしていたのですが、バズった記事中ではそのことが端折(はしょ)られていたんです。それであのような批判的な反応も寄せられてしまったのではないでしょうか」(ウェブメディア編集者)
同氏は今回の件でryuchellにネットから批判的な声が集まったのは、直近の出来事も関係していると話す。それは昨年のクリスマスに起きたネット炎上だ。きっかけは12月25日にpecoのインスタグラム投稿(12月25日)された投稿に端を発する。例年、家族はクリスマスをホテルで過ごしていたが、昨年は新しく愛犬を家族に迎えたことから自宅で過ごしたと記述したうえで、ryuchellが当日不在だったことについて明かしていたのだ。
《もちろん家族みんなでクリスマス過ごすはずが、どうしても急遽ダダが過ごせなくなってしまって残念やったけど、ダダへの『来年はいっしょに過ごそうね!』というポジティブでやさしい声かけにまたほっこり。そんなクリスマスでした》
同居していながらにして、クリスマスは一緒に過ごせないということから「家族より大事な用事って何? 仕事なら仕事って書くよね」「恋人と一緒に過ごしているのでは」などと、さまざなま憶測を呼ぶことに。また、pecoのこの投稿に対する反響を知ってか知らずか、ryuchellはツイッターを更新。ソリの上に乗ったハローキティがトナカイに引かれ、「Merry Xmas」との文言が添えられた画像を添付し、《クリスマスだしランダムにリプ返しちゃうッ(ハートマーク)》とツイート。これが物議を呼ぶことに。
「『家族と一緒に過ごせない理由がファンへのコメント返しか』ということで炎上してしまった。真相のほどはわかりませんが、確かにネットユーザーの誤解を招いてしまうような投稿ではあるかもしれません。“新しい家族の形”を標榜しているだけに、ファンから向けられる視点もさまざま。炎上を受けてなのか、pecoさんは現在、クリスマス投稿の文言を編集し、ryuchellさんの不在に関しての記述を削除してしまっています。この一件以降、ryuchellさんへのネットの風向きがより強くなったような気が……」(同・ウェブメディア編集者)
先日、ryuchellは息子さんとサンリオピューロランドにお出かけしたことを発信しているのだが、そちらは炎上したときほど拡散されていないのが悲しいところ。家族の形が誤解されたままだともったいない……!