「約1年間の在任期間でしたが、プーチンとの面談回数は当時のビル・クリントン大統領を上回ったほど。首相退任後も何かにつけてはロシアに渡り、“非常に尊敬している人物で、私の最も重要な友人”とプーチンとの友情をアピールしていました。
おそらく“ロシアとの友好関係を築いたのは自分の実績”との自負があり、今なおプーチンとは“同期”のお友達で、また相手も自分に対して同様の思いを抱いていると信じているのかもしれません」(前出・政治記者、以下同)
2019年にも、悲願だった『ラグビーワールドカップ・日本大会』開幕戦の招待状を手渡したという森氏だが、プーチン大統領の来日はついぞ叶わずーー。
ロシアのお友達なら“助言”を
そんな森氏とプーチンの背景もあってのことだろう。同氏から飛び出した「ロシア負けない」発言に対して、ネット上では総ツッコミが起きている。
《それであんたたちはロシアから何を得たの?北方領土の1つも取り返せないくせに!私腹でも肥やしたのかしら?》
《老害!過去にしがみついて自己評価はいいが情勢は刻々と変化している。かなり高齢により視野が狭まってきているようですね》
《森さんもロシアのお友達ならプーチンに「そろそろいい加減にしたらどうだ、ん?ウラジーミル」といってあげればいいのに。本当の友達ならね》
2022年11月にも『日本維新の会』鈴木宗男参院議員のパーティーに出席した際に、プーチンに批判が向いていることに触れて【ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている】と、逆にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を批判するような持論を展開した森氏。
「さらにはプーチンのメンツを慮ってか、“核を使うかもしれない”との問題発言も飛び出した。もちろんロシアとの距離を縮めた政治家として、一定の理解や評価する声も聞こえるのは確か。
そでれも、一連の発言は“お友達への肩入れ”と受けとる方が多いでしょう。思い出は年を重ねるほどに美化されやすい、とも言いますからね」
お友達に直接、連絡をとってみてはどうか。