好き、嫌いの両方にランクインする意味

 好きな夫婦で4位、嫌いな夫婦の3位と、同じような位置にランクインしたのが佐々木健介(56)&北斗晶(55)。

「鬼嫁なんて言っているけど、ふたりがいつも笑顔で仲良しなのが羨ましい」(岡山県 女性 50歳)

 こんな好意的な意見があれば、

「家族のことばかり話題にしている姿勢がイヤだ」(福岡県 男性 50歳)

 という真逆な声も──。

「好きと嫌い、ちょうど同じような順位にランキングされたのが面白いですね。最近、キッチンやお風呂などを扱うメーカーのCMに夫婦で出演して、共演の土屋太鳳さん(27)に健介さんが北斗さんのことをノロケる、というものがありました。そういうことを微笑ましいととるか、私生活の切り売りととるかで、評価は変わってくるのではないでしょうか」(宝泉氏)

 前出の小泉進次郎が個人で嫌われているのとは違い、健介&北斗のふたりは夫婦としての“ユニット”のありようが評価されているということか。

「今回ランクインした夫婦の中で、このふたりがいちばん夫婦タレントという感じがありますね。あと顔が似ていませんか? もともと似ていたのかもしれないけど、一緒にいることでより似てきていると思うんですよ。いい夫婦は顔が似てくると昔からいいますよね。そのイメージもあって、注目されているのでしょう」(宝泉氏)

 同じように好きに8位、嫌いに4位とバランスよく(?)ランクインしたのが杉浦太陽(41)&辻希美(35)夫婦

「結婚時はいろいろ言われていたけど、今がすごく幸せそうでいい家庭を築けていると思う」(岡山県 女性 49歳)

「私生活を見せているけど、そこでの“お金持っています”アピールはどうかと」(東京都 男性 48歳)

 一時期、ネットに投稿を上げるたびに炎上した辻も、好きな夫婦にランクインするほど好感度が上がってきていると思うのだが、 

「この夫婦も健介さん&北斗さんと一緒で“コンビ芸”じゃないですか。その芸があまりにも私生活寄りなので、そこをいいと思うかどうかということ。そろそろ放っておいてやれよとも思いますが、でもそうなるとこのふたりの価値がなくなるんですよ。

 杉浦さんも俳優とはいえ、目立った仕事をしていませんし、辻さんもメインの活動はSNSです。夫婦コンビ芸のカップルは、好きにも嫌いにもちゃんと入ってくるようでないと、芸能界で生き残れなくなると思います」(宝泉氏)