『冬ソナ』が韓国俳優注目のきっかけにも
ドラマのロケ地を巡る韓国ツアーや主演のペ・ヨンジュン(50)は“ヨン様”の愛称で人気を集めた。 '04年に初来日した際には、空港にファンが約3500人殺到したほか宿泊ホテルにも駆けつけるフィーバーぶりをみせた。
ヨン様をきっかけに韓国俳優も注目され、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン(52)、チャン・ドンゴン(50)、ウォンビン(45)は“韓流四天王”と称された。
『冬のソナタ』『秋の童話』『夏の香り』『春のワルツ』は“四季シリーズ”と呼ばれたほか、『宮廷女官チャングムの誓い』などのドラマが好評を博した。
韓国ドラマからK−POPに移行したのが第2次韓流ブーム。
'01年にBoA(36)、 '05年に東方神起、 '09年にBIGBANG、'10年にKARAと少女時代が次々と日本デビューし、ブレイク。大みそかの『NHK紅白歌合戦』にも出場した。
「音楽というコンテンツの幅と年齢層が若者にも広がっていきました。韓国の音楽産業は日本をひとつのマーケットに位置づけしていて、そのために日本語で歌うようにしました」