松本伊代を直撃、笑顔を向けて語った“経過”
回復の遅れが懸念されるなか、2月16日に投稿されたヒロミのYouTubeでは、伊代の経過が順調なことをうかがわせていた。
「動画では、2月の数日間、ハワイに滞在したことを明かしていました。伊代さんはさすがに同行していませんでしたが、体調について“ママはだいぶよくなってきて、自分でもいろいろなことができるようになってきた”と語っています。ハワイ旅行も、伊代さんに“行ってきなよ”とすすめてもらったとも明かしているので、ヒロミさんの手伝いがなくてもある程度のことはできるということなのでしょう」
とはいえ、本当にあと1週間ほどで完治するのだろうか。真相を確かめるため、2月中旬に都内の自宅を訪れると、お昼を少し過ぎたころ、伊代が姿を現した。
散歩へ行くのか手には杖を持っているものの、足取りは軽く、表情も明るい。声をかけると、記者に笑顔を向けながら対応してくれた。
─腰の具合はどうですか?
「おかげさまでよくなっています。着々と元気になってますよ!」
─散歩はよくしている?
「そうですね。頑張ってしています。お医者さんに“歩いてください”と言われているので、筋肉をつけようということで」
─杖はいつも持っている?
「家の中だと杖はついてないんですけど、外では一応という感じです」
─復帰はいつぐらいになりそうですか?
「時期についてはまだわからないんです。でも徐々に、少しずつ。まだ、おうちでゆっくりする必要がありますけど、今後考えていきます」
そう話しながら自宅周辺を5分ほど歩くと、家の中へ入っていった。
復帰に意欲的な様子が伝わってきたが、バラエティーなどでの“完全復活”は……。
「伊代さんに骨粗鬆症などがないか、あってもきちんと治療をしていることが前提にはなりますが、骨がくっついて体力が戻れば特に行動の制限はありません。通常のトーク番組などの出演には支障はありませんし、例えば“落とし穴”も、本人がやりたいということであれば、担当医にもよりますが可能ではないでしょうか」(小林医師)
改めて伊代の所属事務所に現在のケガの具合を問い合わせると、
「松本は現在、ライブなどでまたファンの皆さまの前に元気な姿を見せられるように、リハビリを頑張っております。杖に関しては、お医者さまから転倒防止のため、ひとりで外に出るときは持つようにと言われております」
とのことだった。
“センチメンタル”な表情ではなく、早く公の場で笑顔を見せてほしい。
小林慎一郎 『とだ小林医院』副院長、整形外科専門医、産業医。大学病院や関連病院で診療にあたり、年間200件以上の手術を手がけた実績を持つ