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ー どこから見ても佐藤さんだった

 

 現在放送中のTBS系ドラマ『100万回 言えばよかった』(金曜夜10時〜)に出演している佐藤健。主人公の美容師を演じる井上真央の恋人で、不可解な事件で命を落とし、現世をさまよっている幽霊という難しい役どころを好演している。

佐藤健さんは2007年に『仮面ライダー電王』でドラマ初主演を務めました。その後、2012年に公開された主演映画『るろうに剣心』は2021年に完結するまで全5作が公開される人気シリーズに。また、2020年12月にはアパレルブランド『A』を立ち上げ、多方面に活躍の幅を広げています」(スポーツ紙記者)

 さまざまな形での表現を模索しているが、新しい挑戦が始まったようだ。

Netflixで女性向けのライトノベルを原作としたドラマが年内公開予定で企画されています。佐藤さんは出演するだけでなく、制作にも携わっているそうです」(同・スポーツ紙記者)

 どういう物語なのか。

「所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった女の子が、天才ミュージシャンによって音楽の才能を見いだされたことで、新しいバンドに合流。仲間とともに音楽を通して成長していくというストーリーです」(ライトノベル編集者)

 音楽が佐藤とこのドラマをつないだようだ。

「佐藤さんは2010年公開のバンドを題材にした映画『BECK』に天才ボーカリスト役で出演して以降、プライベートでも音楽にのめり込むようになりました。2013年の主演映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』ではベーシスト役を演じるなど、音楽が関係する作品に積極的に出演しています。音楽好きが高じて今回のドラマ制作に関わることになったそうですよ」(前出・スポーツ紙記者)

 そんな佐藤は、2月に行われたヒロインを決めるオーディションにも審査員の1人として加わっていたよう。内情を知る芸能プロ関係者がその様子を話してくれた。

どこから見ても佐藤さんだった

佐藤さんはバケットハットにマスク、サングラスと完全防備の変装で審査員を務めていたそうです。参加者を緊張させないためか、公平に判断するためかはわかりませんが、“どこから見ても佐藤さんなのに変装しているので、逆に緊張した”と話している人もいました」

 “即バレ”したオーディションには10人近くの女優が参加。中にはドラマで主演経験のある女優もいたという。

「審査は自己PRやドラマのシーンを演じるというものでした。審査員としての佐藤さんは真剣そのもので、参加した女優たちに多くの質問をなげかけたり、課題の演技を何度もしてもらっていたとか。この作品にかなりの情熱を持っていますね」(同・芸能プロ関係者)

 佐藤自らが面接官を務めるほど熱量を注ぎ込むドラマヒロインとの息の合った“セッション”に期待したい。