目次
Page 1
ー 降板の「本当の理由」
Page 2
ー 従業員への理不尽な態度
Page 3
ー 直撃に語った“嘘”

 今年4月に創業150周年を迎える東京の老舗劇場・明治座の“前月祭”と銘打たれた公演『大逆転! 大江戸桜誉賑』が、3月4日に開幕。

「キャストには松平健さんやコロッケさん、久本雅美さん、檀れいさんなど豪華なメンバーが名を連ねています。ただ、同じく出演予定だった山崎銀之丞(やまざき・ぎんのじょう)さんは、直前に急きょ、降板することになって……」(舞台情報誌ライター)

降板の「本当の理由」

 山崎の降板が発表されたのは、開幕3日前の3月1日。理由について明治座は《体調不良(新型コロナウイルス感染症ではありません)のため》としているが、その背景について、舞台関係者はこう語る。

山崎銀之丞が出演する予定だった『大逆転! 大江戸桜誉賑』(明治座HPより)https://www.meijiza.co.jp/lineup/2023/03/
山崎銀之丞が出演する予定だった『大逆転! 大江戸桜誉賑』(明治座HPより)https://www.meijiza.co.jp/lineup/2023/03/

「稽古中に、山崎さんが年上の共演者の1人を大勢の前で怒鳴りつけて、罵声を浴びせたことがあったんです。その役者さんは、主要キャストと30年来の付き合いがある人。キャストや演出陣が、共演者への敬意に欠けた振る舞いを問題視した結果、山崎さんには降板してもらう形になったと聞いています」

 開幕直前の降板劇に関しては、こんな話も。

「山崎さんは、今年6月に明治座で行われる別の舞台にも出演が決まっています。今後に向けて角が立たないよう、『大江戸桜誉賑』の出演料に関しては、公演側が満額支払う形で降板させたそうです」(同・舞台関係者)

 “大人の事情”で一座を去ることになった山崎。実は、彼の言動によって起きたトラブルは、これだけではなかった。