「山崎さんは'22年1月、それまで所属していた大手芸能事務所から、九州にある人材派遣会社・A社の芸能部門に移籍。しかし、従業員に対する山崎さんの“ハラスメント”が原因で契約を解除されることになり、昨年10月に損害賠償と慰謝料を求める民事訴訟を起こされました」(制作会社関係者、以下同)
A社は山崎を受け入れるために芸能部門を新設しており、そのためにかかった費用を損害賠償請求し、従業員らに対する中傷発言などに関して慰謝料を請求している。
従業員への理不尽な態度
「山崎さんは、契約当初はA社の指示に従っていたものの、徐々に態度が変わったそうです。従業員に威圧的なメッセージを送ったり、ツイッターで自分が誤った投稿をした際に、マネージャーのミスかのように責任を押しつけたり……。会社から打ち合わせに呼ばれても“必要性を感じない”“くだらない”と応じないこともあったようです」
九州にある企業自体を貶めるような発言もあったという。
「“問い合わせ先が(九州の)本社になっているため、自分も東京から九州に引っ越したと勘違いされる。イメージがよくないので、東京の連絡先を追加するように”という内容のメッセージを送ったそうです。A社について、“しょせん九州の人材派遣屋が”という表現もあったと聞きます」
自らのために受け入れ態勢を整えたA社に、心ない発言をぶつけた山崎。その後も“暴言”は収まらず……。
「連絡に素早く反応できないと、人格を否定するような言い方をされることもあったとか。また、A社の代表のことを“プーチン”呼ばわりして、“暴君”“偽善者”など、同社のネガティブキャンペーンともとれる発言を、社外の人間にしていたそうです」
もはや信頼関係の回復は困難になり、移籍から3か月後の昨年4月下旬、事務所側から契約解除の話が出た。
「その際には山崎さんは、自身の振る舞いを深く反省していたようです。従業員に対して、“すべて自分が発端をつくった”“生意気な言動をとったことを心から悔やんでいる”“一生背負って生きていく”と、後悔の念を綴ったそう。この契約解除が原因で、妻との関係が破綻したことを明かし“離婚になります”と伝えたとも聞いています」
これで一段落……と思いきや、5月上旬、山崎は再び従業員を激しく捲し立てた。
「台本に関する問い合わせへの返事が数時間遅れたことに腹を立てたのか、“お前たちは全員狂ってるな!”“洗脳されたイエスマン”“いい年こいて自分の意見も言えないのか”“俺の仕事の邪魔だ!”というメッセージを送信。その後、6月上旬に契約が解除されましたが、度重なる暴言などに起因する契約解除とあって、受け入れ態勢を無駄にされたA社は、訴訟に踏み切ったようです」